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Java Newsラウンドアップ - Project LoomとPanamaのJEP、JobRunr 5.1.0、Kotlin 1.7.0プレビュー

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原文(投稿日:2022/05/09)へのリンク

2022年5月2日、今週のJavaラウンドアップは、OpenJDK、JDK19を対象とするJEP、JobRunr 5.1.0、Quarkus 2.8.3.Final、Hibernate 6.0.1.Final、Kotlin 1.7.0プレビュー、Apache Camel versions 3.14.3と3.11.7、Apache Tika version 2.4.0と1.28.2、JDKの最小バージョンに関するMicronautのサーベイ、2022 JFokus Conference、といったニュースをお伝えする。

OpenJDK

1週間にわたったレビューが完了し、JEP 425 "Virtual Threads (Preview)"がJDK 19のProposed to TargetからTargetedへの昇格を果たした。Project Loomが支援するこのJEPは、軽量スレッドである"仮想スレッド(virtual thread)"をJavaプラットフォームに導入することにより、スループットの高い並行アプリケーションの記述、メンテナンス、監視に要する労力を大幅に軽減する。

2022年5月5日に1週間のレビューが完了したにも関わらず、JEP 427 "Pattern Matching for switch (Third Preview)"はいまだJDK 19のProposed to Targetに留まっている。Project Amberが支援するこのJEPは、JEP 406 "Pattern Matching for switch (Preview)" (JDK 17で提供)、JEP 420 "Pattern Matching for switch (Second Preview)" (JDK 18で提供)という、過去2回のプレビュー版で得られたフィードバックを反映したもので、JEP 420に対して、switchブロックのガード付きパターンのwhen句への置き換え、 セレクタ式がnullの場合におけるパターンswitchの実行時セマンティクスと従来のswitchセマンティクスとの整合性の向上、などが変更されている。

JEP 424 "Foreign Function & Memory API (Preview)"がCandidateから、JDK 19のProposed to targer昇格した。Project Panamaが支援するこのJEPは、JDK 18で導入されたJEP 419 "Foreign Function & Memory API (Second Incubator)"、JDK 17で導入されたJEP412 "Foreign Function & Memory API (Incubator)"から発展したもので、Javaコミュニティからのフィードバックに基づいた改善が施されている。レビューは2022年5月11日に完了する予定である。

JDK 19

JDK 19 早期アクセスビルドBuild 21が先週、公開された。さまざまなイシューの修正を含むアップデートが施されている。詳細はリリースノートを確認して頂きたい。

JDK 19に関しては、開発者からのバグ報告をJava Bug Database経由で募っている。

JobRunr

Javaでバックグラウンド処理を実行するユーティリティJobRunrの創設者で中心的開発者のRonald Dehuysser氏が、バージョン5.1.0をリリースした。Kotlin 1.6.20のサポートに加えて、重大なバグ — JobRunrConfigurationクラスで宣言されているuseJsonMapper()メソッドがJobMapperクラスのインスタンスを正しくアップデートできない問題、JobDetailsクラスのインスタンスがデシリアライズできない時にバックグラウンドサーバが停止する状況、ClosedFileSystemExceptionが投げられた時のレースコンディション発生 — が修正されている。詳細はリリースノートを参照して頂きたい。

Quarkus

Red Hatは、Quarkus 2.8.3.Finalの3番目のメンテナンスリリースを公開した。Quarkus:devがバージョン2.8.2.Finalで動作しなかった問題や、Debeziumコネクタがバージョン42.3.4をサポートするまでPostgreSQLドライバがバージョン42.3.3にダウングレードされていた問題が解決され、Keycloak認証サーバにリダイレクトする新しい/tokensエンドポイントが追加されている。Red Hatは2022年5月9日の週にQuarkus 2.9.0をリリースする予定なので、今回が最後のメンテナンスリリースになると思われる。リリースの詳細はchagelogで確認できる。

Hibernate

Hibernate ORM 6.0.1.Finalがリリースされた。ネイティブSQL型geographyのマッピングをサポートするGEOGRAPHYと、ネイティブSQL型xmlのマッピングをサポートするSQLXMLという、2つの新たな型がデータベース用に追加されている。Antlrライブラリはバージョン4.10にアップグレードされた。

Kotlin

Kotlin 1.7.0に向けて、JetBrainsは、新機能をプレビューするベータリリースを提供中だ。ジェネリックビルダの記述を可能にするビルダ型推論の継続的改善、min()およびmax()コレクション関数からの非null戻り型による戻り、などに加えて、既存のJavaクラスやインタフェースを拡張する場合の互換性向上を目的としてKotlin 1.6.20から導入された"絶対非null型(definitely non-nullable types)"、Kotlin/Native用の新メモリマネージャのアップデート、などが含まれている。InfoQでは、より詳細なニュースを追ってお伝えする予定である。

Apache Camel

Apache Software Foundationは、LTSポイントリリースのCamel 3.14.3Camel 3.11.7を提供中だ。いずれのバージョンも、Spring4Shellの脆弱性への対処として、Spring Boot 2.6.7などのSpringプロジェクトの依存関係がアップグレードされた他、さまざまなバグ修正や改善が行われている。これらリリースのの詳細は、バージョン 3.11.7バージョン 3.14.3それぞれのリリースノートに記載されている。

Apache Tika

Apache Tika開発チームがメタデータ抽出ツールキットのバージョン2.4.0をリリースした。Apache Luceneのサブプロジェクトであったが、今回の最新バージョンでは、依存関係にいくつかのセキュリティアップグレードが含まれている。なお、deeplearning4jtika-dl JARファイルにバンドルされなくなるため、開発者自身で準備する必要がある。

セキュリティ関連など依存関係のアップグレードに加えて、POIパーザからのログ出力を大幅に強化したApache POI 5.2.0へのアップグレードを含む、Apache Tika 1.28.2もリリースされている。この1.xリリーストレインは、2022年9月30日で終了する予定である。

Micronaut

Micronaut 4.0に向けて、Micronaut Foundationが、JDKの最小バージョンに関する意見をJavaコミュニティから募集している。意見のある開発者は、このフォームに記入すればよい。

JFokus Conference

JFokus 2022がスウェーデンのストックホルムにあるStockholm Waterfront Congress Centreで先週開催され、Javaコミュニティから多数の講演者が講演やワークショップを行った。

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