GAE開発の落とし穴
Googleのクラウド環境をつかったGoogle App Engineによる開発するにあたり、初めての試みで苦悩する開発者達の経験をもとに、各開発フェーズにあわせて問題点やどう解決したかをご紹介します
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作者 Dave Nicolette , 翻訳者 編集部 投稿日 2009年3月10日
リリースサイクルの長さに合わせてイテレーションの長さを設定するのが当たり前になっています。私の考えは違います。2つのサイクルは切り離すべきです。長いイテレーションよりも短いイテレーションの方が、顧客からのフィードバックを頻繁に受けられるようになり、チームが仕事のやり方を熟考し、改善していく上で、より多くの機会を得られます。サイクルが短ければ、結果的に「ハートビート」が頻繁に発生し、十分意味をなすようになります。チームが創り出すワークアイテムが大きいと、大量の仕事をこなさなければ「成功」点に到達できないようになりますが、サイクルが短ければ、ワークアイテムがウンザリするほど大きくならないように自然と歯止めがかかります。以下のメリットは、リリースサイクルが長いときでも当てはまります。
他方、タイムボックス化したイテレーションで作業するという統制がかかることにより、アジャイルなアプローチの付加価値が生まれ、その中には頻繁かつ定期的に予定されるデモンストレーションやレトロスペクティブ、インクリメンタルな成果を提供する一貫したスケジュール、顧客のフィードバックを得る頻繁な機会、長期に及んでチームを従事させ続けると思われる「ハートビート」もしくは「脈」の感覚が含まれます。イテレーションレス・プロセスを導入する際に、作業をタイムボックス化することによる付加価値を放棄し、不幸にも「大切なものを無用なものと一緒に捨ててしまう」という過ちを犯したチームもありますが、短いイテレーションを使えば、そのような過ちを犯すことなく、わずかな痛みで非常に軽量なイテレーションレス・プロセスへ移行できると期待するのも無理からぬことと思えます。
イテレーションレス・プロセスへ移行すれば、「イテレーション」に関連してチームが行っていたあらゆる慣行全部を放棄してよいはず、という思い込みが頻繁にみられますが、これは誤解です。アジャイルな開発と一般に結び付いている特定の付加価値の慣行から「イテレーション」の概念を切り離し、有益な慣行を維持しながらプロセスオーバーヘッドを削減する方法を模索するのが賢明です。
短いイテレーションを使って問題を経験した人もます。短いイテレーションの提案者であるMishkin Berteig氏も潜在的なマイナス面(リンク)に触れています。
InfoQの関連コンテンツ:Extremely Short Iterations as a Catalyst for Effective Prioritization of Work(仕事を効果的に優先順位付けする促進剤としての、極度に短いイテレーション)(参考記事・英語)
1977年以来ITの専門家として活動しているDave Nicolette氏(リンク)は2002年にアジャイルを発見し、伝統的なITに特有の問題の数々をアジャイルが解決もしくは軽減していることに気づきました。それ以来、アジャイルとリーンな考え方および実践に向けた変化を推進する熱心な専門家として、また情熱的な提案者として、Nicolette氏は活動しています。仲間のIT専門家と経験や効果的な実践を共有することを楽しみ、アジャイルコミュニティに積極的に参加しています。現在は米国のValtech Technologies社でアジャイルチームを指導しています。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/articles/short-iterations-argument
(このArticleは2008年10月31日に原文が掲載されました)
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