いま日本で、関数プログラミングが熱い 「函数プログラミングの集い」レポート
2011年9月17日に行われたイベント「函数プログラミングの集い」の内容報告である。
Scala 2.10が見えてきており、そして最近物議を醸す意見もあるが、実際のところ、Scalaの後方互換性に関する話は何なのか?そしてそれは、人気のあるScalaライブラリにどのような影響を及ぼすのか?もしJosh Suereth氏が正しければ、昨年David Pollak氏によって提案されたScala Freshプロジェクトが再スタートする。
Typesafeは、Play frameworkがTypesafe Stack 2.0に含まれることをアナウンスした。Play frameworkは、Rails/Grailsのようなフレームワークで、元々ScalaでなくJavaにフォーカスしていた。遂に Play framework 2.0はScalaとJavaを一級市民としてサポートする。InfoQは、Typesefeの社長かつCEOで、Donald Fischer氏に、Play フレームワークを彼らが選んだことと、Play フレームワークがTypesafe Stackに採用した理由を話してもらった。
YammerがScalaからJavaへの移行を進めている。1年に及ぶ検証の結果、簡潔な言語で記述することによる利点は、新人に教え、性能問題に対処する必要のある複雑な言語の利点を上回らないということが分かった。また、メールには特定の書き方を避けることで性能を改善できると指摘している。
Joda Timeライブラリの開発者でJSR 310の日時API改善の仕様策定者であるStephen Colebourne氏がScalaの適用しやすさについて示唆に富む記事を書いている。氏はScalaとEJB 2を比較している。氏の考えではEJB 2はJava EE仕様の中で最悪のもので"更なる複雑さをもたらしただけだった"。
2011年10月3日、JavaOneにて、Heroku(SalesForce.comが最近買収したPaaSプロバイダ)がScalaサポートを発表した。HerokuはTypesafeと提携して、HerokuプラットフォームにScalaサポートを追加する。Typesafe(Scalaの会社)にはScalaの作者である Martin Odersky氏が創業者に名を連ねている。

9月29日に、LinkedIn Signal がアナウンスされた。これはLinkedIn の共有情報と つぶやき用のソーシャル検索アプリケーションで、 LinkedIn-Twitter の限定されたアカウントに提供する。この記事では、 Scala, JRuby と Voldemortをこのような規模で組み合わせた、その動機と技術的な挑戦について深い知見を提供するつもりである。
Scala, Spring と JPAを使った具体的な例を基に、このアーティクルは、暗黙の変換や traitsのようなScalaの強力な概念によって、いかにSpringを強化するかを説明している。更に、JavaベースのフレームワークとScalaの間の溝がいかにスムーズに埋められるかを示している。

オブジェクト指向と関数型の機能をすべて提供し、さらにRubyに代表される動的言語の柔軟性と静的型付け言語の信頼性をも兼ね備え、JavaVMの上で開発実行できる新時代の言語がScalaだ。Scalaとその上で使える強力なWebフレームワークLiftを用いた実システム開発が世界的に広がっているが、今回は日本での実システム開発の事例とScala採用の理由をインタビュー+プレゼン形式で語ってもらう。