InfoQ

InfoQ

Interview

マイブックマーク

ブックマークするためにログイン または 会員登録 する

ブックマークされました!

ブックマークがエラーになりました。もう一度お願いします。

平鍋氏のGordon Pask Award受賞スピーチ

話し手: 平鍋 健児 聞き手: 投稿日 2008年9月1日 時間 00:03:58

セクション
プロセス/プラクティス,
デベロップメント,
設計/アーキテクチャ
トピック
Agile ,
インタビュー ,
イベント
タグ
Agile2008
 
概要
Agile2008において、Gordon Pask Awardの授与式が行われ、その一人として、チェンジビジョンの平鍋氏が受賞しました。本賞は、毎年、アジャイルコミュニティで定評のあるリーダーだけではなく、新たなリーダーになる可能性のある者に贈られるものです。InfoQでは、授与式のスピーチを動画にてお送りします。

バイオグラフィ
株式会社チェンジビジョン代表取締役社長。株式会社永和システムマネジメント副社長。 1989年東京大学工学部卒業後、3次元CAD、リアルタイムシステム、UMLエディタJUDEなどの開発を経て、オブジェクト指向技術,アジャイル型開発の実践する「見える化」コンサルタント。 オブジェクト倶楽部主宰、アジャイルプロセス協議会副会長。 著書「ソフトウェア開発に役立つマインドマップ」。 翻訳「XPエクストリームプログラミング導入編」、「リーンソフトウェア開発」など多数。 「ハート駆動型コミュニケーション」をモットーに,人に感動を与えられるコンサルタントを目指している。 本賞に関する記事は、http://www.infoq.com/jp/news/2008/08/Gordon-Pask-Award-2008-Receiversもご参照下さい。
J.B.氏による紹介
彼はアジャイルの「バイブル」と呼ばれる本を半ダース以上日本語に訳して出版し、日本のコミュニティで利用できるようにしました。
日本のソフトウェア開発は、形式を重んじる伝統的なやり方が今でも多いようです。
彼は、伝統的なやり方からもアイディアを集め、そこで生まれた日本独特のアジャイルは、日米の考え方の面白いミックスです。
彼がやりたいことは、今度は日本からいくつかよいアイディアを輸出して世界に広げることです。
また、彼は マインドマップをアジャイルソフトウェア開発の様々な局面に適用したことでも 知られています。マインドマップは想像力を無限に引き上げるツールです。
確かに、私たちソフトウェア開発者は、開発の計画を立てるときや、開発されたソフトウェアについて質問されたときに、無限の創造性を利用することができるでしょう。
彼は私たちに代わってそれをやってみせてくれました。「チーム部屋を超えるかんばん」(Kanban beyond the team rooms)という言葉を作り出しました。カンバンについての研究は、彼にとってとても重要なものです。彼は日本でデスマーチに苦しむ人々にアイデアを持ち帰りたいと望んでいます。それには大きな意味があるでしょう。
そしてそう、これは私の喜びでもあります。
「ヒラナベサンガ、Gordon Pask 賞デス。オメデト ゴザイマス。」
平鍋氏のスピーチ
どうもありがとうございます。
私は8年間アジャイルの活動にかかわっています。私が初めてこの大会に参加したのは、2003年にソルトレイクシティで行われた Agile Development Conference 2003 でした。私はそこで「日本からはるばるお越しいただき、ありがとうございます」賞をいただきました。
実は、「遠くからやってきたで賞」をアリスター コーバーンがくれたんです。
そして、それ以来、私はこの真新しいアイデア、アジャイルを日本に持ち込もうと、一生懸命活動しました。エンジニアとしての人生をよりよく、ともに生きていくために良い場所とするために。
私は実際の仕事かたわらで、アジャイルのためにとても一生懸命に活動しました。その為に、私はもう少しで首になるところでした。冗談ですが、少なくとも、今日ここに居る方々の幾人かと同じように、職を変えました。
私は、今までずっとあなた方の考えを日本に持ち込もうと活動していました。しかし、今年は、10人以上の日本の友と一緒にこのカンファレンスこれて、とても嬉しく思います。そして、LTを含む、8つのセッションを行うことができました。
私は、日本の良い考え、プラクティスを輸出したい、と心から思っていました。だから、私は今日、ここでとても幸せです。ありがとう、J.B、そして…
「日本から一緒にきてくれたみんな、ホントにどうもありがとう」
日本の同僚のみんな、ありがとう。
今日、このカンファレンスに参加できなかった「皆さんの」チームメイトに、ありがとう。
私は、日本にいる、私の、あなたの、みんなのチームとこの賞を分かち合いたいと思います。
どうもありがとうございました。
show all  show all show all

特集コンテンツ一覧

GAE開発の落とし穴

Googleのクラウド環境をつかったGoogle App Engineによる開発するにあたり、初めての試みで苦悩する開発者達の経験をもとに、各開発フェーズにあわせて問題点やどう解決したかをご紹介します

イベントレポート:「Coqチュートリアル#1」

去る1月12日、定理証明支援系ツールCoqの初心者向けチュートリアルが開催さ れた(http://kokucheese.com/event/index/23667/)。今後も2月2日 (http://kokucheese.com/event/index/23744/)、2月9日、2月16日と引き続き開 催されていく予定である。本記事では、開催の様子をレポートする。

Javaの未来についてのNeal Gafter氏とのディスカッション

Choosing Options

Neal Gafter氏はOracleによるJava買収の影響に関する議論、Javaにセグメンテッドスタックやメタオブジェクトプロトコルを追加することについての主張、そしてJavaとC#との比較について話をしてくれた。

Google Dartのエッセンス:アプリケーションの構築、スナップショット、Isolate

GoogleはVMをともなう新しい言語であり、JSコンパイラでもあるDartをプレビューした。 InfoQはDartのアプリの構築に貢献する文法の裏側を探った:スナップショット、Isolate、モジュール方式

CSPベースのモデル検査ツール「Process Analysis Toolkit」

本記事ではCSPベースの「マルチドメイン・モデル検査ツール」である、PAT(Process Analysis Toolkit)について紹介する。モデル検査は、形式手法(Formal Method)という方法論を基礎とする技術であり、複雑さが増大しながらも安全性を求められる、現在のソフトウェア開発の状況に対する処方箋の1つとして注目されている手法である。

Jenkinsによる継続的インテグレーションのススメ(4) ~CloudBeesでJenkinsをサービスとして使う~

前回まで、Jenkinsの幾つかの側面に注目して解説をしてきました。シリーズ最後の今回は、Jenkinsをサービスとして使う方法を紹介します。

書籍『抽象によるソフトウェア設計-Alloyではじめる形式手法-』の紹介

Alloyは、MITにて開発された仕様記述言語であり、ツールによる自動解析を使い、インクリメンタルに形式仕様が書けることが特長である。筆者らはAlloy開発者による、Alloyを使った形式手法入門書を翻訳、今夏にオーム社より刊行した。本記事では、Alloyの簡単な概要と、翻訳書『抽象によるソフトウェア設計』(「Alloy本」)を紹介する。

Windows デバイスで開発するタッチユーザーインターフェイス

スマートフォンを中心としたマルチデバイスにおけるタッチユーザーインターフェイスへの対応は、既に必須の項目となりつつある。本記事では、Windows デバイスにおける UX のベースとなっている「メトロ」というデザイン言語を掘り下げながら、既存環境を意識しつつもどのようにタッチユーザーインターフェイス開発に取り組んでいくべきであるかについて解説していく。