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Guice と Spring JavaConfig ~アノテーションを利用したIoCの2つのアプローチ

作者 Rob Thornton, 翻訳者 松本 清一 投稿日 2007年8月30日 午前2時34分

コミュニティ
Java
トピック
Artifacts & Tools
タグ
Spring,
Guice,
Spring JavaConfig

現在、Guiceの初リリースから暫く期間が経ったので、Spring IoC、特にSpring JavaConfigとの比較が有効になった。GuiceとSpring JavaConfigは、IoCの設定をJavaのアノテーションを利用してコードに埋め込む際の異なったアプローチを提供している。

現在、1.0 Milestone1がリリースされているSpring JavaConfigは、Guiceと同じ考えに基づいている。それは、XMLファイルによる設定から脱却し、アノテーションを利用することで、設定情報を実際のコードに近づけようとするものである。TapestryのIoCコンテナも同じような設計である。

JavaConfigとGuiceは、共によく似た背景を持っている。実際、Bob Lee氏は次のように書いている。

私は、少しばかり興味深い逸話を知っています。初めの頃、Guiceは、Spring JavaConfigにとてもよく似ていました。もっともそれは、1年程前にRodがSpring JavaConfigを私に見せてくれ、(そして半年ほど前に彼にGuiceを見せたので)驚くことではなかったのですが。JavaConfigと同じように、オブジェクトの結びつきをきちんとJavaのコードで書きます私は、初め、外部コードが期待される全てのセッターを呼び出しているかどうかの二重チェックのためのオプションの方法として、@Injectを紹介しました。そのとき、私は、そもそも何故明示的にコードを書く必要があるのかと質問しました。暫くして、私たちが知っている現在のGuiceとなりました。

JavaConfigとGuiceに関するいくつか違ったコメントもある。Debasish Ghosh氏が書いたものは、うまくまとめられている

Guice と Springの主な相違点は、両者の依存性と設定に対する考え方にあります。Springでは、オブジェクトの依存性を完全に外だしにした疎なアプローチであると説明しています。Springでは、依存性をXMLファイル、Spring JavaConfig、Groovy-Spring DSL、若しくはSpring-annotationsなどのオプションの方法を使用することができます。しかし、使用したテクニックに関係なく依存性は常に外だしになります。

一方、Guiceは、設定情報をまるでアプリケーションの第1級市民のように大切に扱い、それがドメインモデルのコードの近くにおくのを良しとします。Guiceでのモジュールは、何をインジェクトするのかを示しています。さらに、アノテーションがインジェクトする場所を示しています。@Injectアノテーションによって、インジェクトするクラス自身に注釈します。欠点(あなたがそう考えればの話ですが)は、import com.google.inject.* をドメインモデル内に記述しなければならないことです。しかし、意図が局所化し、メタデータプログラミングを通してインジェクションの詳細が明確になります。
.

非常に多くのコメントを通じて分かったことは、両者の考え方の違いはとても大きく、2つのフレームワークをのどちらかを選ぶ際に知っておくべきことだということである。あなたは、コードからどれくらいの距離にインジェクションの情報が欲しいだろうか?Guiceでは、あなたのコードはコンテナに縛られるだろう。それが好きだという人もいるでしょうし、嫌いだという人もいるだろう。Guiceは、より早く動くと主張している。しかし、それはSpringのIoCコンテナ(JavaConfig若しくはその他のものであろうとなかろうと)がフル装備で、Guiceがそうでないということを意味している。

Springは、IoC以上に多くのものも提供している。しかし、Guiceは、そういった大きな問題の解決には挑戦していない。

(原文は2007年3月27日にリリースされた記事です)

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