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NIO.2(JSR-203)のEarly Draft Review版が利用可能に

作者 Rob Thornton, 翻訳者 松本 清一 投稿日 2007年9月2日 午後9時44分

コミュニティ
Java
トピック
JCP Standards
タグ
JSR 203

JSR 203のエキスパートグループは、Early Draft Reviewを提出した(5月27日まで)。JSR-203は、NIO.2と呼ばれているもので、Java 1.4で追加されたNIOの機能の次のステップとなるものと言われているものである。

ドラフトに含まれる特長のいくつかをあげると、次のとおりである。

  • ファイル属性の大部分にアクセスできるようになった、新しいファイルシステムへのインターフェース
  • ソケットとファイルの両方のI/O操作を非同期に行うためのAPI(但し、pollやノンブロッキングでないもの)
  • バインド、オプション設定、マルチキャストデータグラムを含む、JSR-51で規定されているソケットチャネル機能の完成

今のところ、反応は肯定的ですが、このような漸進的な変更が、JDKのリリースを遅らせるというがっかりさせるような事実もある。Elliotte Harold氏は、次のように書いている。

このレビューのときに、私は、初めてJCPの根本的な欠点に見舞われていました。Sunは、未だに20世紀のウォーターフォール開発、即ち、ビックバンアプローチの開発から抜け出せずにいます。少なくとも3つ、おそらくそれ以上のことがそれぞれ個別に独立した形で開発は可能です。しかし、そのために3つの活動、即ち3つのJSRが必要であり、JCPのプロセス全体が、"Fileクラスにメソッドを追加したり移動したりする"といった単純なことに対しても、身軽に動くことができません。

機能の進展や蓄積のスピードが遅くなるよりはむしろ、それぞれの準備が整い、約半年に一度のJDKのリリースに全てがどかどかとつめこまれる方がましです。準備段階より前にリリースされてしまうものがある一方で、いくつかの単純な機能は、リリース可能な時期よりもずっと後に追いやられています。

Alan Bateman氏は、ドラフトのダウンロード方法、メーリングリストの参加方法、彼自身のコメントに関して詳しく書いている。

(原文は2007年4月17日にリリースされた記事です)

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