InfoQ

News

Ruby/LDAPとRubyデバッグのJRubyポート

作者 Werner Schuster, 翻訳者 編集部 投稿日 2007年10月11日 午前3時35分

コミュニティ
Java,
Ruby
トピック
デバッグ,
JRuby
タグ
JRuby,
RubyGems
Rubyの既存の拡張機能を使用して実装された多数のRubyライブラリは、JRubyと一緒に使うことはできないのだ。なぜならJRubyはRubyが 持つ既存の拡張機能をサポートしないためである。JRuby-extraプロジェクト(サイト・英語)においてこれらのライブラリのJRubyポートは集められる。

Ola Bini氏はJRuby/LDAPと呼ばれるもう一つのRuby/LDAPを追加した(source)。JRubyバージョンはJavaと一緒についてくるLDAPライブラリを使用して構築されていて、またJava LDAPのプロパティで設定することが可能である。インストールはRuby Gemsパッケージシステムを使用して簡単にできる。
jruby -S gem install jruby-ldap 
もう一つJRubyで欠けている部分に関しては現在取り掛かっている最中である。それは高速デバッグである。他のRuby実装には完成度はばらばらではあるが、これが既に備わっている。Ruby1.8×はRubyデバッグ(サイト・英語)がついており、デバッグを速めるために既存の拡張を使用する。これの代替策となるのが Sapphire Steel's Cylonデバッガ(サイト・英語)である。Rubiniusはランタイム時に特別なバイトコードを使用してデバッグを速くする(記事・英語)

JRubyは現在デバッグのset_trace_funcメソッドのみを使用している。set_trace_func(source)はRubyコードのラインが実行される度に、呼び出されるRubyコールバック機能かProcを設定するのを可能にする。これは明らかにデバッグの間にコードの実行を遅める。

現在JRubyバージョンのRubyデバッグが開発中である。最近ある重要な出来事があった(source)。第1期のバージョンがRuby Gemとしてパッケージされた。そのプロジェクトはRubyForgeでデバッグコモンプロジェクト内(サイト・英語)でホストされている。現在JRuby内でのデバッグはRuby内で記述された実装に基づいたset_trace_funkを使うことを意味している。JRubyデバッグは同じようなアプローチをするが、コードがJava内で書かれていて、全てのデバッグされたRubyコードのラインのために複数のRubyデバッグコードのラインの実行を防ぐことによってパフォーマンスを大幅に向上させる。

一つ言っておかなくてはならないことがあるのだが、現在そのプロジェクトはまだ初期段階にありまだ完成からは程遠い。しかしこれはかなり有望なスタートを切っている事は間違いない。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/10/jruby-ldap-debug
ブックマーク
digg+,
reddit+,
del.icio.us+,
dzone+,
Hatena

No comments

返信

特集コンテンツ一覧

トップスポーツチームの監督に教わる秘訣

この論文では、氏が発見した原則を要約し、その原則をいかにしてソフトウェア開発に応用するかを説明します。

事例研究:Dutch Railwaysのプロジェクトにおける分散拠点でのスクラム・プロジェクト

この記事では、私達がどのようにして大規模(240人月、10万行強)でインドとオランダの開発者も参加したスクラム・プロジェクトを成功させたのかを示しています。

Agile2008チーム参加レポート - 帰国そして変化

Agileカンファレンスに「参加者としてだけでなく、発表者として参加しよう」を掲げたチームgoyattomは、サブミッションを提出し、7つのセッションが日本から選択されました。参加者はカンファレンスで各々の発表や、各セッションへの参加、諸外国のエンジニアとの出会い、ステージ上で DearXPを熱演などの様々な思い出を抱えて、無事日本に戻ってきました。

SilverlightとJavaのインターオペラビリティ

マイクロソフトのRobert Bellが、SilverlightとJavaを使用したインターオペラビリティのシナリオを紹介し、サンプルコードを例にとってアーキテクチャの手引きを提供します。

Agile2008 チーム参加レポート - カンファレンス参加編

Agileカンファレンスに「参加者としてだけでなく、発表者として参加しよう」を掲げたチームgoyattomは、サブミッションを提出し、7つのセッションが日本から選択されました。サブミッションが選択された人、そうでない人も含めて、個々の目的意識の確認、膨大なプログラムから聞きたいセッションの選択、旅行の準備、プレゼンテーションの準備の期間を終えて、無事当日を迎えました。

Agile2008 チーム参加レポート - 動機/準備編

筆者はアジャイルソフトウェア開発についての年に一度の国際会議であるAgile2008に初めて参加してきました。今年の日本からの参加者の数は14名にも及び、発表者は5名、受け持ったセッションは8つに及び、例年にない活躍を見せました。なぜ今年のAgile2008では、これほど多くの日本人が参加し発表に至ったのか? そのレポートをお届けします。

Javaトラブルシューティングメルマガ総集編 2008/08~09

エスエムジーでは、Java全般を対象にしたトラブルシューティングサービス「JaTS」を提供しています。この記事では、前回に引き続き、JaTSにて蓄積したトラブル事例とその解決ノウハウの一部をお送りしている「Javaトラブルシューティングメールマガジン」(JTSMM)の総集編として、過去2ヶ月のトラブル事例と追加情報をダイジェストとして提供いたします。

モデル駆動アプローチがうまく機能しない(しなくなる)8 つの理由

この記事では、モデル駆動アプローチがうまく機能しない、または機能しなくなることによって期待した結果が実現できなくなる 8 つの理由について書きたいと思います。