InfoQ

InfoQ

News

マイブックマーク

ブックマークするためにログイン または 会員登録 する

ブックマークされました!

ブックマークがエラーになりました。もう一度お願いします。

ESBの本意とは?

作者 Jean-Jacques Dubray , 翻訳者 編集部 投稿日 2007年10月2日

セクション
エンタープライズ・アーキテクチャ
トピック
WS Standards ,
ESB ,
SOA
タグ
WS_TX ,
WS-ReliableMessaging ,
WS-Star

マイクロソフト社のコネクトシステム部のプログラムマネージャであるNick Allen氏は自身のブログ上にて質問を投げかけている(source)

ESB(Enterprise Service Bus)は一体本当は何を意味しているんだろうか?ここ数年に渡ってこの疑問に関して物議を醸しており、それは留まる事を知らないように思える。私が2003年に初めてESBに関する記事を読んだ時、それを理解するのに4年以上かかるなんて思ってもいなかった。

去年Miko Matsumura氏が2記事に渡ってこの疑問に触れている。(パート1・英語パート2・英語)今回はNick氏が、主要なベンダー達の提示するESBの定義を調査した。しかしながら、

マイクロソフト社...はこの定義に関する疑問を上手くかわしている。([ESBガイダンス]サイト(サイト・英語)はESBが人によって異なる意味合いを持っているという見解をしている。)

Burton GroupのリサーチディレクターであるAnne Thomas Manes氏は下記のように述べている。

ESBは本質的にSOAシステムではなく統合システムである。SOAはアプリケーションのかたまりを崩壊することに焦点が当てられているが、統合システムはこれらのかたまりを強要するものである。ESBは特にレガシーアプリケーションへの橋渡しとして便利なものであり、それゆえにサービスインフラにおいて実用的なコンポーネントなのである。

Anneの定義はSun Microsystem社のRon Ten-Hvoe氏とJBIのスペックリードの意見と一致しているように思える(source)


ESBはサービス指向のアプローチを使用した、エンタープライズIT機器資産の統合用分散型ミドルウェアシステムなのである。

それか、もしくはGartnerの定義と一致しているかもしれない。

疎結合、また分離性ビジネスコンポーネント内での媒介関係と知的に指示されたコミュニケーションをサポートするWebサービスに対応可能なインフラである。

Nick氏が記載したように、これはBEA、IBM、Oracleの共通のテーマであるように思える。共通のコミュニケーションとビジネスコンポーネント用の統合サービスである。ベンダー間で明らかな違いがあるのだが、IBM、MicrosoftにとってESBは機能の一連の機能に関連するパターンであり、 他者にとってはそれは製品なのである。これがこの議論の一番厄介な部分だったのである。2005年にはマイクロソフト社アイデンティティプラットフォーム プロダクトマネージャーのRich Turner氏が下記のように記述している(source)

ESB(製品)はデータ処理能力の無いノードをくっ付けるための効率的な配管設備なのである。WS routeは潜在しているスマートプラミングの必要性を減少させながら、またプラットフォーム、装置全体を通してオープンコミュニケーションを保証し、ノードそれ自体をスマートなものにする。

またRichの要点は今年ますます関連性を帯びてきた。というのも所有者達に多様な代案を提供しながら、スタンダードはWebサービスに基づいた、安全で信頼できる処理されたコミュニケーションメカニズムを可能にしたWS-TX(source)とWS-RX(source)の仕様が承認されたのだ。Rourke McNamara氏はESB実装(ESBi)とESB製品(ESBp)を区別している(source)

ESB製品(ESBp)はESBiを構築する会社を支援するために作られている。ESBマーケットは成熟しており、ESB製品の定義が2006年1年間に渡って明確にされてきた。そして今年は主要なSOAベンダーがこぞって純化されたESB製品をリリースした年となった。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/09/what-does-the-term-esb-mean

特集コンテンツ一覧

GAE開発の落とし穴

Googleのクラウド環境をつかったGoogle App Engineによる開発するにあたり、初めての試みで苦悩する開発者達の経験をもとに、各開発フェーズにあわせて問題点やどう解決したかをご紹介します

イベントレポート:「Coqチュートリアル#1」

去る1月12日、定理証明支援系ツールCoqの初心者向けチュートリアルが開催さ れた(http://kokucheese.com/event/index/23667/)。今後も2月2日 (http://kokucheese.com/event/index/23744/)、2月9日、2月16日と引き続き開 催されていく予定である。本記事では、開催の様子をレポートする。

Javaの未来についてのNeal Gafter氏とのディスカッション

Choosing Options

Neal Gafter氏はOracleによるJava買収の影響に関する議論、Javaにセグメンテッドスタックやメタオブジェクトプロトコルを追加することについての主張、そしてJavaとC#との比較について話をしてくれた。

Google Dartのエッセンス:アプリケーションの構築、スナップショット、Isolate

GoogleはVMをともなう新しい言語であり、JSコンパイラでもあるDartをプレビューした。 InfoQはDartのアプリの構築に貢献する文法の裏側を探った:スナップショット、Isolate、モジュール方式

CSPベースのモデル検査ツール「Process Analysis Toolkit」

本記事ではCSPベースの「マルチドメイン・モデル検査ツール」である、PAT(Process Analysis Toolkit)について紹介する。モデル検査は、形式手法(Formal Method)という方法論を基礎とする技術であり、複雑さが増大しながらも安全性を求められる、現在のソフトウェア開発の状況に対する処方箋の1つとして注目されている手法である。

Jenkinsによる継続的インテグレーションのススメ(4) ~CloudBeesでJenkinsをサービスとして使う~

前回まで、Jenkinsの幾つかの側面に注目して解説をしてきました。シリーズ最後の今回は、Jenkinsをサービスとして使う方法を紹介します。

書籍『抽象によるソフトウェア設計-Alloyではじめる形式手法-』の紹介

Alloyは、MITにて開発された仕様記述言語であり、ツールによる自動解析を使い、インクリメンタルに形式仕様が書けることが特長である。筆者らはAlloy開発者による、Alloyを使った形式手法入門書を翻訳、今夏にオーム社より刊行した。本記事では、Alloyの簡単な概要と、翻訳書『抽象によるソフトウェア設計』(「Alloy本」)を紹介する。

Windows デバイスで開発するタッチユーザーインターフェイス

スマートフォンを中心としたマルチデバイスにおけるタッチユーザーインターフェイスへの対応は、既に必須の項目となりつつある。本記事では、Windows デバイスにおける UX のベースとなっている「メトロ」というデザイン言語を掘り下げながら、既存環境を意識しつつもどのようにタッチユーザーインターフェイス開発に取り組んでいくべきであるかについて解説していく。