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Rubyにおける日本語・英語の言語の差を縮めるには?

Rubyは未だ世界であまり認知されていなかった時に日本では既に幅広く人気を得ていた。これは2002年に行われたRubyカンファレンスにて23冊もの日本語のRubyの書籍が展示されたことに証明されたと言えるだろう(source)。英語を話す人々のためには未だProgaramming RubyとMatz'O'Reillyの本のみしかなかった時期である。

問題は書籍だけではなく、それはドキュメンテーションまでにも及ぶのである。この問題は両方とも、Rubyの英語書籍(他の言語も)がたくさん出版されるのと共に過去数年間に渡って提示されていた。英語のドキュメンテーションは入手可能になった。

Charles Nutter氏は残された一つの問題を指摘している(source)。松本さんの周りのRubyのコアチームは未だ日本語のメーリングリストを使用している。
みなさんが存じているように、Rubyはまつもと ゆきひろ氏によって日本で開発されたもので、コア開発チームのほとんどが未だ日本人なのです。これは日本人のコアチーム、コミュニティと英語圏のコミュニティ間での言語の壁が非常に厚いため、Rubyコミュニティに深刻な問題をもたらしたのです。コアチームの数人のみしか英語を不自由なく話せないので、Rubyの将来、バグフィックス、新たな機能におけるディスカッションはほとんど全体的に日本語のRuby開発メーリングリストで行われているので す。これによって英語を話す人々はそのRubyコアメーリングリストにおいては置いてけぼりを食らっているのです。
言語間の隙間に関する話題はRubyコアメーリングリストにおいても議論されている(source)

自動翻訳ツールを使用して国際チーム内で言語の隙間を埋める経験をしたことがあるだろうか?チームにおける言語の統一化は避けられないのだろうか?

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/11/autotranslating-japanese-ruby

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