GAE開発の落とし穴
Googleのクラウド環境をつかったGoogle App Engineによる開発するにあたり、初めての試みで苦悩する開発者達の経験をもとに、各開発フェーズにあわせて問題点やどう解決したかをご紹介します
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作者 Jean-Jacques Dubray , 翻訳者 岡田 英久 投稿日 2007年11月12日
InfoQはCompassion International(サイト・英語)のエンタープライズ・アプリケーション・アーキテクトであるBrandon Satrom氏(サイト・英語)と話をした。Brandon氏は最近ブログでコンポジット・アプリケーションのインフラについて自身の分析(source)を披露している。
私たちが自分の組織でコンポジット・アプリケーションのための長期的戦略を構築していたときのことだ。Microsoftのテクノロジは私たちの未来のアーキテクチャの多くの分野において主要な役割を担うことになると思われる一方で、Microsoftのスタックにはいくつかの極めて重要な部分が明らかに欠けており、私たちにはそれらを他の場所から探してくる必要があるように思われた。
Charles Young氏は次のようにコメントしている(source)。
Microsoftが遅れを取っていることは間違いない……(そして)競合相手がESBアーキテクチャやBPMツールによってマインドシェアの大部分を取り戻すのを許してしまった。
Osloの発表はSOAに対するMicrosoftのアプローチがシフトした証拠だとBrandon氏は考えている。
コンポジット・アプリケーションのビジョンは、製品自体には欠けているけれども、MicrosoftのアーキテクトやMike Walker氏(source)のようなブロガー、そしてコンポジット・アプリケーションの長期的な可能性をしっかり認識していると思われる人たちから聞かされてきた。 Osloの発表でよかったことは彼らのような個人がもはや少数派ではなくなったということだ。
Brian Loesgen氏はOsloの発表にもっと連続性を見る(source)。
私たちのような.NETやBizTalk、IISなどを使ってMicrosoftのテクノロジスタックで作業をしている開発者は、高性能な分散アプリケーションを作り出すのに必要な全てをもっているが、多くの可動部分がある……Osloのビジョンステートメントは「組織内または組織をまたがる分散アプリケーションの設計・構築・デプロイ・管理に要求される取り組みを大きく単純化する」だ。
これはJean-Marc Prieur氏(フランスを拠点とするDSLの専門家。CodePlexでDSLfactory.utilities(サイト・英語)プロジェクトをリードしている)が個人的な会話の中で語ったこととも一致している。
Osloはソフトウェアファクトリーに向けた一歩だ。Osloはリポジトリと、モデル間のリレーションシップのサポートを含んでいる。
しかしArnon Rotem-Gal-Oz氏はMicrosoftのDSLに対する戦略がシフトしたのかもしれないと述べている(source)。
プレスリリースはソフトウェアファクトリーよりもモデル駆動アプローチについて語っている。
人々がその方針に好意的だとしたら、発表は答えよりもたくさんの問いを生み出した可能性がある。Brandon氏は次のように説明する。
私がOsloの発表について少し懐疑的なのには2つの理由がある。第一に私はMicrosoftがコンポジット・アプリケーションについて述べたビジョンは狭すぎると考えている。Software Plus ServicesやSOAのビジョンが必要とされているとはいえ、全てのコンポジット・アプリケーション戦略の最終目標は、少しずつアプリケーションの合成を可能にしエンドユーザに向けたスタックに乗せることであるべきだと、私は信じている。
私がOsloビジョンのためにMicrosoftを称賛することをためらう二番目の理由は、彼らの発表に関連するテクノロジのリリースが1年から3年以上先になるということである。ツールのアップデートの大部分は2リリース先の話だ……組織は明日のソリューションの発表ではなく今日のソリューションを必要としている。たとえば私の組織では、モデルとメタデータとサービスを管理する能力がすでに自分たちのコントロールを超えている場合、それらを管理するためのリポジトリを待つことはできない(私たちが自分の戦略について気付いているギャップのひとつである)。
Gavin Clarke氏(source)はOsloの発表には感銘を受けず、この意見に同調して次のように語っている。
ひとつのニュースの中に可能な限りたくさんの専門用語を詰め込むのは、自分が社の方針に従っていることは証明しても、自分の戦略がすべてのメジャープレイヤーに遅れをとっている事実を覆い隠すことはできない。
あるレポート(PDF) は、 Osloに基づく多くのプロダクトのアップデートは2009年になるとしている。これは、ミドルウェアの分野においてMicrosoftのサーバとツールがIBM、Oracle、SAPという重要なライバルたちやそれより小さいBEAシステムズにさえ一層遅れを取ってしまうことを意味している。
これらすべてをどのように達成するのかをあなたに理解してもらうために考察する価値のあるいくつかの事実がある。
現在のVisual Studioのリリースサイクルは3年周期で、MicrosoftはまだVisual Studio 2008を発売していない(来年がリミットだ)。Visual Studio 10は2011年のどこかの時点になる。Visual Studioと同時期にリリースされる.NET Frameworkについて、MicrosoftはVisual Studio 2008といっしょにバージョン3.5のリリース準備を進めている。つまり.NET Framework 4はVisual Studio 10と同じ年になると思っていい。(Microsoftは)IBM、Oracle、SAPそしてBEAが自分たち自身のシステムを購入したり構築したりし、さまざまな程度の成功を収めたのを目のあたりにした近年の盛り上がりに遅れを取っている。
少数の人たちはMicrosoftによって発表された現実離れした機能にコメントをつけた。Googleを含む他の主要ベンダーでこの方向に向かった企業はないし、これは本当のイノベーションである。Tim Rayburn氏(source)は次のように述べている。
Microsoftはこれまでかなりの期間、Software Plus Servicesが彼らの方針だと約束してきたし、BizTalk Servicesは完全な商用リリースに到達するための最初の現実的なサービスのひとつかもしれない。
Andy Dorman氏はOsloとの連携利用が容易であると思われる「Internet Service Bus」(source)について自身の考えを述べている。
ServiceとしてのSOAの実際のキラーアプリは異なる組織同士をリンクすることだ(Webサービスのそもそもの展望である)。現在のところ、セキュリティと相互運用性の問題のためそれは難しい。しかし、双方の関係者が同じプロバイダによってホストされるアプリを手にするなら、それはもっと簡単になる。大きな問題は誰がこのプロバイダになるのかということだ。Microsoftが気を抜けば、Salesforce.comやGoogle、さらには新興のWeb2.0企業のひとつがその座を獲得してしまうかもしれない。
Brandon氏は次のように結論する。
よいニュースとは、SOAとコンポジット・アプリケーションがうまく行ったときに、ベンダーのロックインが減少し、組織は残っているパズルのピースが明日はめ込まれるのを待つのではなく今日のビジネスを展開することに焦点をあてることができるようになることだ。
Brian Loesgen氏は楽観的だ(source)。
現在の状況はとてもエキサイティングだ。私たちは申し分なく成熟した一連の技術(WS-*仕様、BizTalk Server R2、WCF/WF/WPF)を手にしている。Osloの波はこの成熟度を基礎としており、私たちの生産性と生産速度を劇的に向上させる潜在力をもっている。
Tim Rayburn氏(source)は覚えておいて欲しい点として次のように述べている。
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