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'MSF for Agile'とMS VSTS - 一見の価値あり、か?

作者 Deborah Hartmann, 翻訳者 白石 俊平 投稿日 2008年1月10日 午後12時20分

コミュニティ
Agile
トピック
Artifacts & Tools,
方法論
タグ
AUP,
TDD,
EssUP,
Roles,
Microsoft,
Continuous Integration,
Visual Studio Team System

私たちはしばらくの間、マイクロソフトの'MSF for Agail'についての噂をあまり聞いたことがなかった。「より良いアプリを構築する(ビデオ・英語)」と言うこのInfoQビデオでは、コンサルタントであるKevin Jonesが、Visual Studio Team System (VSTS) とともにMSF for Agailを使ってみた彼の経験について、QConで話した内容が記録されている。アジャイルチームの例を用いて、マイクロソフトが提唱するプロセスと開発ツールセットを構成するレイヤとコンポーネントについて一つ一つ説明した。同時に、それら柔軟なアーキテクチャを、チーム固有のプロセスのニーズに適応させるための方法を説明した。柔軟性は不変のテーマである - アジャイルチームがそれを使おうと思うほどに、十分柔軟だったのだろうか?それはおそらく一見の価値がある。しかし、いくつかの警告を読んで欲しい。

MSF for Agileは、90年代後半におけるマイクロソフト資格試験の中で人気のあった、Microsoft Solution Frameworkの方法論を改訂したものだ

方法論はツールセットに組み込まれてはいなかった。たとえば、スクラムを使用しているチームは、組み込みのマイクロソフト製"MSF for Agile"テンプレートやサードパーティ製のConchango(サイト・英語) スクラムテンプレートを使うことができたし、もしくはスクラムを自分たちなりにアレンジして、テンプレートを独自に作成することも可能だった。

しかし、VSTSクライアントはTester、Developer、Architectという異なるエディションを持ち、Team Foundation Serverは同じプロセス内で多くのプロジェクトロールを扱うように設計されている。そしてMSFには、人はチーム内で様々な役割を演じることができ、ロールはテンプレート内のアクティビティと密に結合されない、という認識がある。

Team Foundation Serverは、コンフィグレーション可能なワークフローを内蔵している。プロセスを流れる作業項目には柔軟性がある - チームはテンプレート化された作業項目のタイプ - アジャイルにおけるバグ、タスク、シナリオ、リスク、そしてサービス品質 - を用いることができるし、自身で定義することもできる。チームは、作業項目がプロセスを流れる仕組みを自分たち自身の理念に合わせて体系化することができる。機能的には、作業項目の処理方法にも柔軟性がある - 作業中の人が、自身の作業項目を作成することも可能だ。

MSF の柔軟性のあるプロセス定義は、Ivar YacobsenのEssential Unified Process (EssUP(source)) やIBMのEclipse Process Framework (EPF(source)) と似たアプローチに聞こえる。懸念の一つはもちろん、実際のプロジェクト作業を始められるようプロセスを作成するために、全体的なカスタマイズを行う必要があるかどうか、という点だ。

Jonesは説明を行うとき、大体いつもアジャイルプロジェクトの例を持ち出す。彼はそれをバージョン1レベルの製品であるとし、既知の欠点についてはプレゼンテーション中に指摘した。例えば、デフォルトでは継続インテグレーションをサポートしておらず、プラグインによって解決される。定期ビルドをサポートしていないが、回避方法はある。バージョンコントロールは明らかに弱点だ - ブランチとマージをサポートしているが、VSSが行うタグ付けの処理は、たとえばSubversionが行うような処理に比べてパワフルさに欠ける。コードレビューについても回避策をとる必要があることに触れた: デフォルトでは、ソースコードはレビュー前にいったんチェックインしなければならないようだ。しかし、ソースコントロールにチェックインする前にレビューされるべきだ!コードのバージョンを変えずにコードリポジトリを使用するために、Jonesのチームではマージを行わないという回避策によって解決した。

アジャイルチームがMSのツールを使う可能性についてはJonesは楽観視していたようで、彼は将来のバージョンでいくつかの問題が解決することを期待していた。しかし彼のトークは2007年3月に録画されたものだが、指摘されていたこれらの欠点が、それから修正されたかどうかははっきりしない - マイクロソフトのプロセスガイドライン(サイト・英語)に関するページは未だバージョン1である。加えて6月に録画された(source)その後のイベントで、MSのツールはよりTDDフレンドリではなくなるかもしれない、という点に注目が集まった。聴衆のフィードバックは非常に的を得ている - あなたはそれを試したのか?あなたはそれを推奨するのか?

このスイートはビルドサーバとの統合、ソースコントロール、MS-Project、MS Sharepoint portalなどを内包している。

このビデオはマイクロソフト製品の使用を考えている、もしくはすでに使っている人に向けて、これらのツールを使用する方法についての経験豊かな視点を提供している。おそらく一見の価値ありだ。QCon London 2007における、「よりよいアプリを構築するには - Kevin Jones」(ビデオ・英語)のInfoQビデオを見てほしい。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/12/msf-agile-vsts-jones

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