GAE開発の落とし穴
Googleのクラウド環境をつかったGoogle App Engineによる開発するにあたり、初めての試みで苦悩する開発者達の経験をもとに、各開発フェーズにあわせて問題点やどう解決したかをご紹介します
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作者 Alexander Olaru , 翻訳者 岡田 英久 投稿日 2008年2月14日
リバース AJAX としても知られる Comet の主な目標は、HTTP 1.1 がもつ永続的接続の特性を生かし、サーバ側で発生した状態の変化をリアルタイムにキャッチしてクライアント側の更新を可能にすることである。 Infoq.com で以前も説明したとおり(記事)、Comet と同様の他のプッシュ技術も存在し、同じ目標の達成を目指している。
Greg Wilkins 氏と、オープンソースの WEB サーバ Jetty (source)の主要開発者によって結成された会社 Webtide(source) にある彼のチームは、Comet のスケーラビリティを測定する目的で多くのパフォーマンステストを実施し、その調査結果について記事を書いている(source)。より具体的に言うと、そのテストでは Jetty 上で Bayeux プロトコル(source)の実装である Dojo Cometd(source) を走らせた。Cometd が稼動しているサーバも、クライアントマシン( 1 ~ 3 台で構成され、全体で 20,000 ユーザに相当する負荷を生み出す)も、同様に Amazon EC2 仮想サーバの Large Instance (source)である。このテストの結果をグラフにまとめると次のようになる。

このテストから得られた結果で強調すべき点は次のとおりである。
コメントおよび Greg 氏の以前の投稿(source)で述べられているとおり、Jetty は非同期にメッセージをクライアントに送ることができるので、同じ数のユーザを処理するにもリソースが少なくて済む。今回のテストで適用したスレッドプールのコードへの変更はこちらからダウンロード(source)することができ、Greg 氏が InfoQ に語ったところによると Jetty の次のリリースに組み込まれることになるそうだ。彼はさらに、Webtide が現在ロードバランサを通した類似のテストを行っており、まもなくより多くのテスト結果が公開されるだろうと付け加えた。
Comet のスケーラビリティに関する問題に対処するもうひとつの興味深いアプローチは Lightstreamer(source) が採用している方法だ。その実装は、アプリケーションサーバや WEB サーバに依存しないスタンドアロンのサーバに基づいている。ストリーミングエンジンとして動作するよう拡張された WEB サーバやアプリケーションサーバはコネクションごとにひとつのスレッドを割り当てるモデルを用いている。それに対して Lightstreamer はサーバが維持可能なコネクションの数をサーバが管理するスレッドの数から切り離しているため、サービスをたくさんのクライアントにスケールすることができる。
Lightsteamer の CTO、Alessandro Alinone 氏との対話によると、彼らは金融業界に顧客をもっており、その運用においては同時アクセスしてくる平均 10,000 人のユーザに対してそれぞれ毎秒平均 3-5 回の更新リクエストを処理している。また、Lightstreamer は OEM 契約のもと TIBCO Ajax Message Service のコアエンジンとして採用されており、TIBCO のフロントエンドにも次第に興味深い機能が現れつつある。
サーバのほか、Lightstreamer のバックエンドアーキテクチャ(source)には以下のものが含まれる。
NET. クライアントサイド(source)では、通常ブラウザは静的な WEB ページをサーバから受け取るが、Lightstreamer サーバからはプッシュされてきたリアルタイムの更新を受け取る。これらの更新データを利用するのは、ほとんどのブラウザに互換性をもち、ほとんどのサードパーティ製 AJAX フレームワークやツールキットと共存・統合が可能な Lightstreamer JavaScript ライブラリである。Lightstreamer からプッシュされてくるリアルタイムの更新は、Flash/Flex アプリケーションでも、Java や .NET で開発されたデスクトップアプリケーションでも、受け取ることができる。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/01/comet-scalability
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