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SaaSアーキテクチャ成熟度モデル

作者 Steven Robbins, 翻訳者 編集部 投稿日 2008年2月28日 午前6時24分

コミュニティ
Architecture
トピック
SaaS
タグ
Maturity Models
Dharmesh Shah氏が最近、Software as a Service (SaaS)アーキテクチャの成熟度モデルについて書いた(source)。構成を通じた拡張容易性、マルチテナンシーおよびカスタマイズは必要条件であるとする Gianpaolo Carraro氏の以前の考え(ブログ・英語)から引き出して、Dharmesh氏はSaaSアーキテクチャの成熟度を「Chaos」から「Utopia」までの5段階 に振り分けた。またそれぞれの段階の背後にある経済的意味に関する考えを述べた。
  • レベル 0 (Chaos); 新規の顧客を追加する度に、ソフトウェアの新規のインスタンスを追加する。
  • レベル 1 (Managed Chaos):全顧客が同一バージョンのソフトウェアで実行し、構成を通じてカスタマイズされる。
  • レベル 2 (Multi-Tenant, Highrise): 全顧客が単一バージョンのソフトウェアで実行し、原則的に1つの「インスタンス」で実行している。
  • レベル 3 (Multi-Tenant, Build-Out): 複数のテナントがあり、ソフトウェアモデルの単一バージョン。しかし、スケールアウト可能(任意でビルディングを追加)。
  • レベル 4 (Utopia): レベル3のようなものである。ただしささざまな「インスタンス」でさまざまなバージョンのソフトウェアを実行する効率的な方法を見出している。
Gianpaulo氏のもともとの成熟度モデルは、カスタムバージョンと全顧客に対する単一バージョンを通じた顧客ごとのインスタンスからであるが、それ ぞれは独自のインスタンスで、全顧客に拡張可能なインスタンスがある単一バージョンからのものである。Dharmesh氏は、Utopiaのレベルでは 「サンドボックス」のインスタンスを楽々と任意の顧客にデプロイすることができると付け加えた。

Dharmesh氏がモデルを語る際の要点は、以下のとおりであった。

             SaaSを始動する最大の利点の1つは、マルチテナンシーを通じた多くの次元に従い経済的に効率が良い機会であるということだ。し             かし、ただ機会がそこにあるというだけでは、始動すれば必ずそれをみな平等に利用できるということにはならない。

経済面の利点の背後に潜む重要なことは「構成によるカスタマイズ」およびインテリジェントなデータパーティションである。この2つの要素なしでは、おそらくレベル1(Managed Chaos)から上がれないし、マルチテナンシーの能率性も体感できない。

Noel Huelsenbeck氏は、この成熟度モデルはあなたの組織のビジネスモデルにうまく適合しない可能性もあることをコメントした。
また自分で払った犠牲と市場全体が、最終的な自分のレベルがどこかを指示しなかったとしたらどうか?Web用のQuickenのようなアプリケーションが カスタマイズをするという可能性はわずかであるので、レベル3もしくは4を目標とすべきである。 しかし自分がFortune 500企業であるならSalesforce.comはおそらくレベル0に逆戻りして、自分のことをするだろう。
評者が、SaaS成熟度モデルの高レベルにいることによりもたらされる大きな経済面のリスクについて意見を述べた。顧客がコード、ハードウェア(実質的で あろうと物理的であろうと)や管理を共有している地点に近付くにつれて、クライアントがクライアント基盤全体に影響を及ぼす可能性があるといったリスクを 負っている。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/02/saas-architecture-maturity-model
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