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SpringSource が Covalent を買収してサービスとサポートを拡大

作者 Scott Delap , 翻訳者 岡田 英久 投稿日 2008年2月13日

セクション
デベロップメント,
エンタープライズ・アーキテクチャ
トピック
エンタープライズアーキテクチャ ,
Java ,
Enterprise Application Blocks
タグ
Spring
米国時間1月29日、SpringSource (source)は Covalent Technologies (source)の買収を発表した。SpringSource (旧 Interface21 )がシリーズ A ファイナンスで Benchmark Capital から 1,000 万ドルを調達したことを発表(source)してから 10 ヶ月後の買収だ。2007 年の暮れ、SpringSource は Spring 関連テクノロジのための商用サポートを提供するという発表(source)もしている。プレスリリースでは次のように述べられている。
Covalent との合併によって、SpringSource は Spring Portfolio と ASF プロジェクト(Apache Tomcat や Apache HTTP サーバなどが含まれる)を使ったエンタープライズアプリケーションを迅速に開発、テスト、デプロイ、稼動するための製品やサービスを一括で提供できるようになる。

「インフラ市場は大きな転換を迎えている。企業はますます Spring や Tomcat やそのほかのオープンソースソリューションの連携を選択するようになっている。オープンソースソリューションは非常にパワフルにもかかわらず動作が軽くモジュール性に優れ、コストパフォーマンスも高い。肥大化して複雑になってしまったかつての Java プラットフォームを押しのけて、それらのソリューションが選択されているのである。事実、最近の Spring カンファレンスでは、Spring を運用している企業のうち 93% 以上が Tomcat も使用しているという最近の調査報告が示された。」 SpringSource の CEO である Rod Johnson 氏はそう語り、次のように続ける。「 Covalent は、オープンソースコミュニティや Apache プロジェクトのサポート面で彼らに依存している何百ものトップ組織に、際立った評価と実績がある。SpringSource と Covalent のコンビで業界の急速な変化をよりシンプルで柔軟なアプリケーションプラットフォームへと導く構えだ。」

Covalent Technologies は 1998 年に創設され、Apache Software Foundation ( ASF ) プロジェクト用のサービスやサポートを提供している。それらのプロジェクトとは具体的には Apache Tomcat Application Server、 Apache Geronimo Application Server、 Apache Axis Web Services Framework、 Apache Roller Blog Server、 Apache ActiveMQ Message Broker、そして Apache HTTP である。Covalent CEO の Mark Brewer 氏は、バイスプレジデント兼 Covalent 事業部門のジェネラルマネージャとして SpringSource の経営チームに参画する。買収金額に関する詳細はいずれの企業からも明らかにされていない。

InfoQ は SpringSource CEO の Rod Johnson 氏および Covalent CEO の Mark Brewer 氏と今回の買収について論じた。

Brewer 氏はまず両企業を合併に向かわせた動機について説明した。彼と Johnson 氏は 6 ヶ月前から Covalent と SpringSource のパートナーシップについて議論を始めていたという。Covalent の顧客の多くは Tomcat だけでなく Spring テクノロジスタックに関するサポートも求めていた。 

 Tomcat は今日のエンタープライズ Java の世界でもっとも普及している運用プラットフォームだ。そのような状況をもたらしたのは、ひとつには、Spring が Tomcat コンテナ用のコンポーネントモデルや Tomcat と他のプラットフォームの間のポータビリティを提供したことがある。ここ 10 年のエンタープライズ Java の歴史を今日幅広く利用されている Spring/Tomcat スタックとの比較という観点で眺めれば、人々は JEE とは異なる何かを求めているということがわかる。彼らはより流動性のあるものを求めている。異なるタイプのアプリケーション(デスクトップ、WEB、バッチ)に適用できるテクノロジが、そして、それら異なるタイプのアプリケーションを共通のモデルで構築できることが求められているのである。

InfoQ は続いて SpringSource のもとでの新しい Covalent 事業部門の事業について尋ねた。Brewer 氏によると、彼らは Tomcat 以外の Apache 製品のサポートも続けるそうだ。SpringSource と Covalent の連携によって、Covalent がこれまで提案可能だった Spring 向けの基本的でありふれたサポートを越えることも可能となるし、顧客は迅速にパッチやその他の機能強化を受け取ることが可能となる。Spring と Covalent 両社がサポートしている組織は、Spring と 関連する Apache 製品両方に対するシームレスなサポートを実現するために、早急に統合が行われる。

最後に InfoQ が提示した、両社が提示している未来にとって今回の買収はどのような効果をもつ可能性があるのかという問いに対し、Brewer 氏と Johnson 氏は、SpringSource は現在 Covalent によってサポートされているテクノロジの統合に関してより深い調査を行い、合併後の企業は、その時点まで Covalent がサポートしていなかった Spring 関連テクノロジ向けサービスやサポートの提供を拡大することになる、と回答した。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/01/springsource-covalent

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