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形式化されたメトリックスを使わない生産性の向上

作者 Mark Levison, 翻訳者 渋川 よしき 投稿日 2008年3月25日 午前12時59分

コミュニティ
Agile
トピック
チームワーク,
コラボレーション,
リーダーシップ
タグ
継続的な改善,
Productivity,
Value & Metrics,
コーチング&メンタリング

Ron Jeffries氏(source)は実在のチームを観察して得られた知見を元にしたフィクションの物語を書き始めている。最初のストーリー(Kate Oneal: Productivity(source) )は、CTOであるKate O'Nealと、彼女のチームの一つである"Rimshot"を中心として描かれている。Ron Jeffries氏はこのエピソードの中を使用して、形式的なメトリックスを使わない生産性の向上の達成と、メトリックスの測定について説明している。

Ron Jeffries氏は、1996年の最初のXPプロジェクトにおいて、現場内でXPのコーチを務めたことで知られている。その後、彼は2冊の著作を書いている。1冊目はExtreme Programming Adventures in C#(source))(邦題: XPエクストリームプログラミング実践入門)である。残りの一冊はExtreme Programming Installed(邦題:XP エクストリーム・プログラミング導入編(参考))である。

Kateは彼女のすべてのチームに向かって、次のように呼びかけた。「私はすべてのチームが生産性を向上させながら働いてくれることを期待しています。どのように生産性を向上させていくのか、チームごとに計画を立てて下さい。そして、その計画を簡潔に説明できるようにしてください。計画書が集まれば、そのレポートと計画から学ぶことができます。また、その成果を幹部会に報告することができます。もし必要であれば私に会いに来て下さい。計画書は月初めまでにお願いします。」Rimshotのチームごとの反応はさまざまで、建設的な取り組みをする所もあれば、反抗する所もあった。中には、上層部がチームにメトリックスを押しつけようとしているんだ、と考えているチームもあった。

あるチームは何をするのかをKateに話すのではなく、逆に何をすべきか、生産性を向上させることによるメリットは何かをKateに質問した。話し合いを通じて、そのチームが統合時の問題を解決するのに多くの時間を費やしていることが分かった。また、その問題が解決されれば、コードの品質の向上により多くの時間を使うことができるということも分かった。最終的にそのチーム統合の問題を解決するのに集中するということに同意した。この場合、その問題を解決することの成果を測定するには、その統合の問題を解決するのに使ってきた時間をトラッキングすればよい事が分かる。

最後に、Punished by Rewards (邦題:報酬主義をこえて(参考))を参照して、Ron氏はあっけなくこのメトリックスで勝敗をつけている。

テスト駆動開発ニュースグループ(source)の中で、 George Dinwiddie氏(source)は、このメトリックスが全体最適化を犠牲にして、部分最適化を促進するのではないか、という疑問を提示した。George氏はこれを避けるためには、メトリックスの目的をチーム単位ではなく、(より大きな)事業部単位にするということを推奨している。

メトリックスについてより多くの情報はinfoQの中のメトリックスのページ(参考記事)にある。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/03/Improving_productivity

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