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ベッドタイムユーザストーリー: カウボーイとおとぎ話

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「ソフトウェアエコノミストで国際的なコンサルタント」を自称するDavid Longstreet氏(source)が、昨年、アジャイルソフトウェア開発はおとぎ話(source)で、ただ「カウボーイ」開発を正当化しようとしているだけだと主張する論文を発表した。型破りなソフトウェア開発モデル(source)の著者であるGeoff Slinker氏は、Davidの考え方の誤りを論理的に示し(source)、きちんとした方法で再度挑戦するよう彼に誘いかけた。

David Longstreet氏の2007年の記事(PDF・英語)から引用。

現在に至るまで、ソフトウエア開発はアメリカの西部開拓時代の様相を呈しています。

... ITはいい加減であり続けてきました。アジャイルはいい加減なやり方に正式な名前をつけているだけで、何も新しいことはないのです。

Geoff Slinker氏は論理的な議論でもって(source)、Davidの考え方が誤っていることを示している。Davidのように、Geoff自身も最初はXPに懐疑的で、XPの欠点を明らかにするための文章を書き始めたこともあった。. しかしながら、GeoffはXPを研究することでその価値に気づいた。そして自分のプロジェクトでプラクティスを試し始めたのである。アジャイルはいい加減さを正当化するものだというDavidの主張に対して、Geoffはそのような誤った主張は嘲笑や悪意の露呈にすぎないと反論した。

Davidはアジャイルが要求や仕様を尊重しないと主張している。Davidがアジャイルのユーザストーリーについて書いたことに対し、Geoffは直接反論した。

ペアプログラミングについて、David Longstreet氏はこう主張している。「このアイデアは、一人のプログラマがコードを書いて、もう一人のプログラマが肩越しに見下ろし、間違いを見張るものです。」

これはまったくの嘘です。彼は次のように続けます。「私はペアプログラミングがどんな問題を解決しようとしているのか分かりません。ソフトウエア開発の問題のほとんどはコーディングではなく不完全な要求に関係しています。」

ペアプログラミングに関する彼の発言の前半は、取るに足りないものです。また、ほとんどの問題が不完全な要求に関係しているという彼の発言は、原因と結果を混同していて、ある種の信念に影響されて出てきたものです。

Davidはさらに続け、

不完全な要求はソフトウエア開発が直面しているもっとも大きな問題です。アジャイル実践者にとって、要求を明らかにしたり最初に簡潔に要求を書く代わりに、もっとコーディングに時間を使うことが当然であることは明白であると推察します。
Geoffは、これは原因と結果を混同した誤りであると指摘し、論理的に引用を用いてアジャイルの手法に挑戦する記事を書くようDavidに呼びかけている。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/03/agile-cowboy-fairytale

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