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不満を言わないイテレーション

作者 Geoffrey Wiseman , 翻訳者 渋川 よしき 投稿日 2008年4月29日 午前12時26分

コミュニティ
Agile
トピック
チームワーク,
ヒューマンリソース
タグ
Culture Change,
Co-Located Teams
完璧なソフトウェア開発プロジェクトがないのと同様、プロジェクトを運営する組織も完璧ということはありえない。もし、読者の関わっているソフトウェアプロジェクトの状況が悪化するとチームメンバーは不満を言い出すだろうか?それとも、立て直すためのアクションを取り始めるか?「不満を言わない世界(Complaint Free World)」プロジェクトでは、どのぐらいの頻度で不満を言っているか、気に懸けて欲しいと多くの人に呼びかけている。そのプロジェクトは不満を言う頻度を下げていき、不満を言わない日を21日間続けることを目標としている。

「不満を言わない世界」のサイトのFAQ(英語)には、プロジェクトの基本的な考えに対する説明が書かれている。
不満を持つことは、明確な痛み、深い悲しみ、不平を意味します。しかし、ほとんどの人々は頻繁に不満を持ちます。不満を持つと、人生の中で行いたくないことについて話をしたり、考えるようになります。その結果、さらなる痛み、悲しみ、不平を引きつけます。代わりに、自分が感謝しているものについて考えて、話をしてください。いつもしたくないと思っていることではなく、したいと思っていることについて話をして下さい。

CBC テレビの「不満を言わない世界」の特集(source)では、コメディ「モンティ・パイソン」の「4人のヨークシャー人(source)」も説明している。これは不満を娯楽として扱った作品である。その代わりに、FAQの参照先には「不満を持つことにより、健康に悪い影響を与える」といった研究は含まれていない。

「革命的健康(Revolution Health」に属するグループは、不満をなくしたい人々をサポートするシステムを紹介している。このシステムは、不満を言わないというゴールを達成するために、以下のような段階を提案している。
  • 「不満を言わない(Complaint Free)」紫のブレスレットかラバーバンドを1週間に7回付けます。不満を言ってしまうたびに、左右付け替えます。
  • 不満を言いたい対象について考えます。その対象に対して何かポジティブな決断が行われた場合には何が起きるのか、ということを1週間に一度書き出します。
  • 不満を言ってブレスレットを付け替える回数を、前日よりも少なくなるように心がけます。これを毎日行います。
  • 不満を言わないで過ごせた日数を1日に1回以上、手帳に書き出します。
  • もし調子が狂わせるようなことがあれば、状況を変えることができる人と直接話をします。1日に1回以上行います。
  • 「不満なし」パートナーに登録をします。そしてメンバーの掲示板を一週間に3回以上チェックします。
  • 不満を言うことは行動しないことの言い訳になる可能性があります。寝る前に重要な目標に対して何か行動を取ります。これを1日1回行います。
  • 積極的に感謝の気持ちを見せます。自分の生活の中に関わっている人に対して自分がどれだけ感謝しているかを伝えます。1日に1回以上行います。

もし読者の属しているチームが悲観的な感情にとらわれるようになってきた場合には、紫色のブレスレット(source)を手に入れて、不満を言わないイテレーションに1~2回挑戦してみることをおすすめしたい。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/04/complaint-free-iteration

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