"YUKATA"から始まるコミュニケーション(Agile2008 ライトニングトークより)
私は「浴衣」を着てパーティーに参加したことで、たくさん声を掛けていただけました。 そこで感じたことは、このカンファレンスが人との繋がりを生み出し、また言葉の壁を越えて積極的に交流する場所であることです。民族衣装はそれらを助けてくれるものでした。きっとこの交流が、新たなムーブメントをアジア圏の仲間たちにも与えてくれると確信しています。
作者 Vikas Hazrati, 翻訳者 佐野 徹郎 投稿日 2008年5月9日 午前6時53分
アジャイルが組織に導入されるとき、最初に聞かれる質問の一つは、スケーリングについてだ。Tobias Mayers(source)は自身のブログ(source)に、スクラムのスケーリングについて、組織はあまり心配しなくてよいという、彼の考えを投稿した。スクラムのプラクティスを正しく設定して、強固な基盤を構築していれば、スクラムはそれ自身でスケールするだろう。スクラムを導入する人々は、基本を理解せず、複雑な問題に対する迅速な解決方法にフォーカスする傾向がある。彼らは、スクラムの方法論を深く理解するための原則やプラクティスを受け入れるよりも、最初からスケーリングにフォーカスしすぎているように見える。
Tobiasは述べる。
私はスクラムが自身でスケールすると考えています。なので私は、スクラムは複雑なものを扱うために必要なすべての要素を含んでいると思います。自己組織化、経験主義、優先順位付とタイムボクシング。
彼は、チーム全員が一度、スクラムの原則を理解すれば、スクラムマスターは後ろに控え、自己組織化チームがスケーリングを管理できると提言する。
彼は例えとして、一緒に働くメンバーだけで構成され、セラピスト、カウンセラーあるいはリーダーのいない、アルコホーリクス・アノニマス(AA)(source)として知られる運動が、アルコール依存症から立ち直ろうとする人々の小さなグループから始まり、世界規模の運動にまで成長したことを引用する。
彼は、このようなグループは共通の要求に基づいて形成され、彼らは要求が満たされるまで一緒に働き、やがて解体されると提言する。この提言のポイントは、同じような方法で、スクラムチームは必要なときに形成され、自己組織化の方法で働き、要求が満たされたときに解体するという事実だ。必要なときにグループは、自己組織化されてプロジェクトの目標に向けて働く、個々のスクラムチームに分割することを決定する。スクラムマスターの役割は、自身の見識でグループを支配するのではなく、チームの要求に向けてグループをそっと導くことだ。
Tobiasは、スクラムのスケーリングに適用できる、AAの中心的な原則のいくつかを比較している。
これらの「伝統」における指導の原則には、以下のものがあります。
- 私たちのリーダーは、信頼されたしもべにすぎず、支配することはしません。
- それぞれのグループは、別のグループやAA全体に影響を与える問題以外には、自主的でなければなりません。
- それぞれのグループは、そのメッセージをアルコール依存症に苦しんでいる誰かに届けるため、一つだけ主要な目的を持ちます。
そのような原則を、スクラムのスケーリングに適用できるかどうかは、容易に分かるでしょう。
- 私たちのリーダーは、信頼されたしもべにすぎず、支配することはしません。(これは変わりません)
- それぞれのチームは、別のチームや組織全体に影響を与える問題以外には、自主的でなければなりません。
- それぞれのチームは、すべてのイテレーションで徐々に構築したものをプロダクトのオーナーに納めるため、一つだけ主要な目的を持ちます。(誰かが苦しんでいるかもしれません!)
彼は、この例を無視したり、関係ないものとして片付けず、アジャイルチームが、そこから学ぼうとしなければならないと結論する。主なポイントは、最初からスケーリングの心配をするよりも、スクラムを導入する人々が、スクラムの原則やプラクティスについて、確固とした基盤の構築に気を使わなければならないということだ。一度それを行えば、自己組織化スクラムチームは、彼ら自身でスケーリングを管理するだろう。
原文はこちらです:
私は「浴衣」を着てパーティーに参加したことで、たくさん声を掛けていただけました。 そこで感じたことは、このカンファレンスが人との繋がりを生み出し、また言葉の壁を越えて積極的に交流する場所であることです。民族衣装はそれらを助けてくれるものでした。きっとこの交流が、新たなムーブメントをアジア圏の仲間たちにも与えてくれると確信しています。
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