GAE開発の落とし穴
Googleのクラウド環境をつかったGoogle App Engineによる開発するにあたり、初めての試みで苦悩する開発者達の経験をもとに、各開発フェーズにあわせて問題点やどう解決したかをご紹介します
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作者 Steven Robbins , 翻訳者 白石 俊平 投稿日 2008年5月18日
オントロジとオントロジカル・マネジメントは、組織内にエンタープライズアーキテクチャが広がるに従って人気を得るようになってきた。ツールのサポートがより充実し、セマンティックとオントロジのコンセプトへの理解が進むにつれ、技術に寄与する人の数が増えてきた。AKSWグループは"Webの'セマンティフィケーション'を構築する部品"を提供するためのTriplifyと言う製品を最近リリース(サイト・英語)した。UMBELバックボーンプロジェクトは(source)、軽量なサブジェクト構造をWeb向けに提供するため始められた。Dan McCrearyは、エンタープライズのオントロジを開発、保守するなかでのいくつかの落とし穴(source)について語っている。
The Agile Knowledge and Semantic Web research group(source)(AKSQ)は、Triplifyの最新バージョン(サイト・英語)を最近リリースした。TriplifyはWebアプリケーションに対する小さなプラグインで、リレーショナルデータベースの内容をRDF、JSON、もしくはリンクしたデータとして利用可能にすることで、データベース内にエンコードされている意味的な構造を明らかにする。このプラグインを使用し、アプリケーションのクエリによってカラムを順序づけることで、Triplifyはアプリケーションのクエリが返すデータを分析し、先に述べたフォーマットでそれらを利用可能にする。これにより、巨大なセマンティック定義を作成、保持するための多大な努力をすることなしに、中小規模のWebアプリケーションがセマンティックウェブに参加することが容易になる。Triplifyのアプローチにおける最終的なゴールは次のような物である - "Webアプリケーションの裏にある構造化されたリレーショナル表現を利用して、Web上に巨大な意味的表現を作成する"
The Upper Mapping and Bind Exchange Layer (UMBEL)プロジェクトは、自身のことを"サブジェクト・コンセプトの標準的なセットを通じ、Webデータとデータセットをお互い関連づけるための軽量のオントロジ"であるとしている。UMBELは"サブジェクト・コンセプト"を以下のように定義している。
SKOSやRDFSなどで使用されている統制語彙や形式概念分析、いくつかの上位オントロジに共通する一般的なコンセプトなど、より広く知られているコンセプトとは異なるサブセットです。サブジェクト・コンセプトは、特別な種類のコンセプトです: 具象的で、サブジェクトに関連したものであり、抽象的ではありません。さらにこれらを名前付きエンティティと対比してみると、名前付きエンティティは、サブジェクト・コンセプトのクラスにメンバとして属する世界における、実際のものやインスタンスです。
プロジェクトの主な目的は、非常に多くの粒度が細かいローカルなオントロジーと、概念の組み合わせにおける関連の"メタマップ"を提供する手助けをすることである。Michael K. Bergman(source)は、Webにおけるサブジェクトの骨組みがどのように見えるか(source)を示すだけではなく、スライドショー(source)でUMBELのオンラインデモを見せたり、プロジェクトが手始めに作成した11個のセマンティックウェブサービス(source) を公開している。
最後に述べるのは、エンタープライズ・オントロジを定義するにあたって注意すべきいくつかの事柄(source)についての、Dan McCrearyの意見である。オントロジを定義しようとする企業が、主につまづきやすい部分をいくつか尋ねられると、Danは"オントロジ"と言う単語自体が大きな障害である、と答えた。
それ(オントロジと言う単語)はあまりにも威圧的です。あまりに多くの人々のやる気を失わせます。彼らは、AIの研究に金を投じていると考えてします。いつか、私たちはよりフレンドリな名前を付ける必要があります。単にそれをメタデータレジストリと呼べば、より採用され易いことでしょう。データベース開発者と仕事をしている多くの人々は、それを単に論理的なデータモデル、もしくはエンタープライズデータディクショナリと呼ぶのが落ちです。XMLを好む人は、それをXML Schemaタイプのライブラリだと呼びたがるでしょう。どんな人々でも構いません...彼らが快適だと思う用語をつけ、組織の弱点にフォーカスするべきなのです。私は、顧客のだいたい25%にしか、私がオントロジを構築しているとは伝えていません。
組織がオントロジの定義と保守を一度始めたら、管理され、エンタープライズ全体で利用する必要がある。Danが言うには、それは単に企業におけるハイレベルな努力と言うだけではなく、組織全体へと拡大する必要がある。
上位のオントロジは、それ自体ではほとんど利用価値がありません。それら自体は、現実的なビジネス上の問題を解決しないのです。それがビジネス上の問題を解決するのは、末節のレベルに達し、データベースのカラムへのマッピングを開始できたときだけです。それこそがまさしく肝心な部分です。
組織内でオントロジの採用が始まったら、McCrearyが挙げた10個の落とし穴(source)に注意すべきである。
オントロジを持つ組織内に、意味の正確さに対して責任を持つ個人やチームを抱えることの重要性についても、McCrearyは強調した。エンタープライズにとって、オントロジの価値は非常に重要であり、そうした個人やチームがリーダーとしての役割を演じるべきだとしている。
原文はこちらです:
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