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消費者向けJRE: Java Web Startに対応するアプレット

作者 R.J. Lorimer , 翻訳者 佐野 徹郎 投稿日 2008年7月9日

セクション
デベロップメント,
エンタープライズ・アーキテクチャ,
設計/アーキテクチャ
トピック
Web 2.0 ,
Java ,
RIA
タグ
Applets ,
JavaFX Script
先ごろ、Sun Developer Networkの記事は(リンク)、来たるべきJava 6 Update 10(リンク)のリリースに言及して、「アプレットが戻ってくる」と宣言した。


この記事では、アプレットとJava Plug-Inの技術を復興させるための、いくつかの変更を挙げている。

  • 信頼性の向上
  • ユーザエクリペリエンスの向上
  • バックグラウンドでのアプレットの起動
  • 組み込みのJNLPサポート
  • アプレットごとのコマンドライン引数
  • ヒープサイズオプションと2D APIのアクセラレーションオプション
  • JavaとJavaScriptのプログラミング言語統合の改善
  • Windows Vistaサポートの改善
  • Internet Explorerの保護モードで、正しく動作するようになった、署名付きアプレット
この記事では、著者が最も重要だと考える変更について、強調している。

次世代のJava Plug-Inの最も重要な新機能は、JNLPファイルからアプレットを起動するための、組み込みのサポートです。アプレット記述子としてJNLPファイル形式を利用することで、これまでにJava Web Startアプリケーションのために書いたJNLP拡張を、すぐに再利用できるようになり、その他にも多くの方法で、アプレットの機能を大幅に拡張します。

この新しい設計には、将来のJavaアプレットの利用方法に関する、いくつかの意味がある。このリリースによって、これまではJava Web Startでのみ利用できたものが、Javaアプレットでも利用できるようになる。それには以下のものが含まれる。
  • JNLP拡張へのアクセス - JOQLサポート(リンク)やJavaFXサポート(リンク)を含む、Java Web Startのための、いくつかの拡張がある。
  • Javaバージョンの選択と制御 - JNLPファイルは、定義済みのアプリケーションが必要とするJavaバージョンの、きめ細かな管理をサポートする。
  • JNLP API - JNLPには、ダウンロードの管理、ファイルの保存とオープン、クリップボードとの相互作用、印刷、およびその他の多くの機能のための、さまざまなAPIがある。
  •  VMのコマンドライン引数 - Java Web Startアプリケーションは、メモリ設定、ガベージコレクションフラグ、およびその他のさまざまなシステムレベルの制御を含む、JVM固有の起動設定を制御できる。

この変更の一部には、別々のプロセスとして実行される、アプレットごとのJVMも含まれる。Javaアプレットは、もはやブラウザのプロセスの一部として実行されるのではなく、アプレットのパフォーマンス問題から(またその逆からも)ブラウザを保護し、アプレット自身によるより良いJVMの管理も可能になる。


InfoQの最近の記事「Pivot: Javaアプレットの再発明?」(参考記事)では、このSun Developer Networkの記事で述べられている、アプレットの強化に特化した、新しいUIツールキットについて論じている。

プラットフォームとしてのPivotは直接ブラウザに組み込めるリッチクライアントという意味でFlexやSilverlightと真っ向から対立する。Pivot開発者は消費者向けJREとして知られるJava 6 update 10(リンク)がそのプラットフォームの一部であると考えている。


JavaFXと同様に、Sunの新しいスクリプティング言語の技術は、新しい消費者向けJREにも依存し、FlexやSilverlightとRIAスペースで競い合うことを狙っている。InfoQには、JavaFXに起きている変化を取り上げた(参考記事)、多くの記事がある。


InfoQでは、新しい情報やJava 6 update 10に関するマイルストーン、そしてRIAスペースでのJavaに対する反響を、レポートし続ける予定だ。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/06/applets_jws

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