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Vertebra: 次世代クラウドコンピューティングプラットフォーム

作者 Mirko Stocker , 翻訳者 高橋 健一 - (株)永和システムマネジメント 投稿日 2008年7月3日

セクション
運用/インフラ,
デベロップメント,
設計/アーキテクチャ
トピック
デプロイ/データセンター ,
クラウドコンピューティング ,
Ruby
タグ
XMPP ,
RailsConf ,
Erlang

EngineYardの(リンク・英語)設立者であり、Merbの(リンク・英語)開発者でもあるEzra Zygmuntowicz氏は(リンク・英語)、RailsConf2008で最新のプロジェクトであるVertebraを紹介した。Ezra氏のblogからはその際の発表資料をダウンロードすることができる(リンク・英語)

Vetrebraとは何であり、それについて彼が考えているプランは何なのかということについて、彼は次のように話した。 

Vertebraは、極めて大規模なプロジェクトです。もっと皆さんに馴染みのある表現に言い直すとしたら、次世代のクラウドコンピューティングプラットフォームでしょう。これはErlangとRubyで実装しましたが、その中心にはEjabberd(リンク・英語)(XMPP(リンク・英語))があります。Vertebraは、分散リアルタイムアプリケーションの開発の自動化に役立ちます。このプロジェクトは、クラウドを民主化し、抽象化されたクラウドAPIを提供して、コストと利益に基づいてクラウドプロバイダを並列実行可能にするという構想を持っています。これは、エンタープライズなプロジェクトにとって大きな可能性となります。もし、あなたがレガシーなサービスとモダンなアーキテクチャを繋げないといけない場合、レガシーなサービスを使う簡単なエージェントを作るだけでよくなります。Vertebraメッセージバスを経由することで、他のどんなメッセージバスにも通常のやり方で接続することができるのです。

Vertebraはそれ自身が新しいプラットフォームの'バックボーン'となっています。私たちは多くのサーバを自動化するのにVertebraを使用していますが、これはリアルタイムウェブに取り組んでいるアプリケーション開発者にとって大きな意味があると考えています。Vertebraは統合システムであり、どんな言語でも私たちのプロトコルを実装したXMPPライブラリを使うことで、XMPPクラウドに接続し、巨大なマシンやサービスを構成する一部分となることができます。


つまり、Vertebraはクラウドの中にある仮想サーバとアプリケーションの展開を自動化することができるツールです。他にも、webアプリケーションのバックエンドのメッセージングサービスや分散コンピューティング環境としても役立つはずです。重い処理をmap/reduceアーキテクチャで並列実行するための強力なツールにもなりえます。Vertebraでは、ノードの負荷状況に応じて処理を割り当てることが可能になります。たとえば、あなたがVertabra上にWebアプリケーションを構築し、そこに来たリクエストを処理するためのバックエンドのプロセスイメージが20個ある場合を考えてみてください。Webアプリケーションにリクエストが来たとき、まずは最も負荷の低いノードをVertabraに問い合わせます。するとVertabraは負荷の低いノードのリストを返しますので、負荷以外の要因も考慮し、処理を割り当てるノードを選択することができます。

我々は、RubyとErlangの連携について興味があり、どのように連携しているのかを知りたかった。 

システムのとても重要な一部分をErlangで書きました。EngineYardは、最近2人の優れたErlangプログラマーをメンバーに迎え、システムを開発しています。security/discoveryメカニズム、ステートマシンのワークフローシステム、そして分散ストレージシステムはすべてErlangで書かれています。一方で、エージェントが動作するエージェントフレームワークと、エージェントの機能自体はRubyで記述されています。

しかし、Vertebraでは異種のどんな言語で書かれたシステムも、私たちのシンプルなプロトコルを実装すればXMPPクラウドの一部分となることができます。 

では、このテクノロジーはリリースされるのか?そして、どのようなライセンスになるのだろうか? 

私は、VertebraをGPLライセンスで公開すると発表することができてとても嬉しく思います。私たちは、Vertebraの有償サポートをする予定ですし、同時にJabber/Erlangインフラ上のサービスとしてホスティングすることも考えています。

ただ、はっきりとしたリリースの日付はまだお伝えすることができません。なぜならば、いくつかのプロトコルの最終決定と、XEPのオフィシャルプロトコルに認定してもらうためXEP jabber標準ドキュメントを書き上げなければならいないのです。当然私たちは、それらの作業をできるだけ早く行いたいと考えています。皆さんがVertabraを使って私たちの思いもよらないアイデアを実現するところを見ることが楽しみなのです。

プロトコルドキュメントの整理が終われば、今年の夏にでも公開できることでしょう。

私は、web3.0はリアルタイムwebのようなものになると考えています。XMPPは、このムーブメンで重要な役割を担うことになり、Vertableは様々なサービスを繋ぐための素晴らしいプラットフォームになるでしょう。

 原文はこちらです:     http://www.infoq.com/news/2008/06/introducing-vertebra

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