InfoQ

News

Bill McCarthy氏が問う。「基本的にイテレーターは欠陥があるのか?」

作者 Jonathan Allen, 翻訳者 編集部 投稿日 2008年8月8日 午前12時58分

コミュニティ
.NET
トピック
プログラミング
タグ
Parallel Programming,
Multi-threading

イテレーターは、.NETプログラミングの中核である。実際にデベロッパは索引付きデータに対して作業することは極めてまれであり、たいていの作業で for-each ループを好んで使用している。しかし、ますますマルチスレッドアプリケーションに頼りつつある中で、本質的にこのシーケンシャアクセス方式は適切なのか?

Bill McCarthy(リンク)は以下のように書いている。

イテレーターの主なタスクを次のエレメントの取得であると考えているならば、それをおこなう様子を見てみるとよい。決定的な設計上の欠陥Iがあることに気 づくだろう。操作はアトミックではない。イテレーターの実装はIEnumeratorもしくはIEnumerator(Of T)であり、そしてIEnumeratorはまず最初にMoveNextを呼び出し、Currentプロパティを読み取ることを要求する。複数のスレッドが同一のIEnumeratorを使用することを許可すると、MoveNextMoveNext、 Current、Currentのような呼び出しシーケンスがあり、1つの項目をスキップし、次を繰り返す。そういうわけで、IEnumeratorはス レッドには適さない。これは良く知られた設計上の制限であるが、それに対処するよりもC#のような言語がそれぞれのイテレーターを実装して、スレッドごと に別々のイテレーターになるようにした。それが、制限を認識しているだけでなく、それを実施している理由である。

Bill氏は、複数のスレッドを適切にサポートするために、新たなIEnumeratorがどのようにして動作すべきかについて、注釈をつけている。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/08/Iterators-Flawed

ブックマーク
digg+,
reddit+,
del.icio.us+,
dzone+,
Hatena

No comments

返信

特集コンテンツ一覧

トップスポーツチームの監督に教わる秘訣

この論文では、氏が発見した原則を要約し、その原則をいかにしてソフトウェア開発に応用するかを説明します。

事例研究:Dutch Railwaysのプロジェクトにおける分散拠点でのスクラム・プロジェクト

この記事では、私達がどのようにして大規模(240人月、10万行強)でインドとオランダの開発者も参加したスクラム・プロジェクトを成功させたのかを示しています。

Agile2008チーム参加レポート - 帰国そして変化

Agileカンファレンスに「参加者としてだけでなく、発表者として参加しよう」を掲げたチームgoyattomは、サブミッションを提出し、7つのセッションが日本から選択されました。参加者はカンファレンスで各々の発表や、各セッションへの参加、諸外国のエンジニアとの出会い、ステージ上で DearXPを熱演などの様々な思い出を抱えて、無事日本に戻ってきました。

SilverlightとJavaのインターオペラビリティ

マイクロソフトのRobert Bellが、SilverlightとJavaを使用したインターオペラビリティのシナリオを紹介し、サンプルコードを例にとってアーキテクチャの手引きを提供します。

Agile2008 チーム参加レポート - カンファレンス参加編

Agileカンファレンスに「参加者としてだけでなく、発表者として参加しよう」を掲げたチームgoyattomは、サブミッションを提出し、7つのセッションが日本から選択されました。サブミッションが選択された人、そうでない人も含めて、個々の目的意識の確認、膨大なプログラムから聞きたいセッションの選択、旅行の準備、プレゼンテーションの準備の期間を終えて、無事当日を迎えました。

Agile2008 チーム参加レポート - 動機/準備編

筆者はアジャイルソフトウェア開発についての年に一度の国際会議であるAgile2008に初めて参加してきました。今年の日本からの参加者の数は14名にも及び、発表者は5名、受け持ったセッションは8つに及び、例年にない活躍を見せました。なぜ今年のAgile2008では、これほど多くの日本人が参加し発表に至ったのか? そのレポートをお届けします。

Javaトラブルシューティングメルマガ総集編 2008/08~09

エスエムジーでは、Java全般を対象にしたトラブルシューティングサービス「JaTS」を提供しています。この記事では、前回に引き続き、JaTSにて蓄積したトラブル事例とその解決ノウハウの一部をお送りしている「Javaトラブルシューティングメールマガジン」(JTSMM)の総集編として、過去2ヶ月のトラブル事例と追加情報をダイジェストとして提供いたします。

モデル駆動アプローチがうまく機能しない(しなくなる)8 つの理由

この記事では、モデル駆動アプローチがうまく機能しない、または機能しなくなることによって期待した結果が実現できなくなる 8 つの理由について書きたいと思います。