GAE開発の落とし穴
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作者 Jonathan Allen , 翻訳者 菅野 裕 投稿日 2008年11月11日
Microsoftが提供しているフレームワークデザインガイドライン(リンク)は、Microsoft製および開発者により開発されるライブラリーが従うべきルールが示されている。.NETフレームワークの各バージョンがリリース、テストされるたび、このガイドラインは洗練されてきた。Cwalina、Abrams両氏著の「Framework Design Guidelines」の第2版は(リンク)、Microsoftのこれから数年の方向性を見ることができる。
おそらくもっとも驚くことは、テスト駆動開発と依存性の注入(DI: Dependency Injection)の重要性が増していることだろう。テスト駆動開発は、フレームワークの再利用のからみで、空論ではなく現実的に有効な設計のフレームワークとして見られている。これによって、決して実装されないような複雑すぎる設計をしてしまう傾向を抑えることが期待できる。
このテーマに関して注目すべきことは、Microsoftがどのライブラリでも最初のバージョンは最小の設計にするように推奨していることだ。最初に正しそうなすべてのことを行うむなしい試みをするのではなく、要件を満たすために絶対に必要な機能だけから始めることを Microsoftは勧めている。Abrams、Cwaline両氏は、拡張性は明らかに必要となるバージョンまで追加しないことを勧めている。ある意味これは、以前のMicrosoftにあった、3番目のバージョンまでは真に完成したアプリケーションを提供しないやり方を見直すようにもとれる。
その他の領域では、特にMicrosoftに変わったことはない。設計の思想として「成功の穴(Pit of Success)」を重要視していることも相変わらずだ。特に、開発者の生産性の話のときは。たとえば、Exceptionのコンストラクタが publicではなく、protectedだったなら、開発者が正しく適切な例外をスローすることを強制できただろう。その代わり、私たちはFxCopを使ってこのような問題をチェックしなければならない。
その他に一貫して重要視しているものに「類似性の力」がある。これは、新しいライブラリを作る際に、他の.NETライブラリのユーザーが直感的にわかるように振る舞うことを要求するものだ。これはコードのあらゆる側面に当てはまる。命名規約であり、術語であり、デザインパターンであり。
Microsoftが強調しているもののうち、新しいのは依存性の注入(DI:Dependency Injection)だ。これはライブラリの中では常に使われていたものの、デザインパターンとは考えられていなかった。というより、それはAPIで必要となったときに行われたその場限りのやり方だった。これが.NET3.0とともに変わり、DIおよびIoC(Inversion of Control)コンテナーと明確に呼ばれるようになった。
フレームワークデザインガイドラインはCLRの上の技術のことになると不可知論的だ。たとえば、MicrosoftはDIライブラリであるManaged Extensibility Framework(リンク)の採用を進めるためにそれを使っていない。むしろ重点を置いているのは、ゴールにまっすぐ向かった、疎結合でテスト可能なコードを書くことにある。
PDCで特に強調して推奨されたものに以下のものがある。
クラスのコンストラクタはレイジーであるべきである。本来、コンストラクタではパラメーターを受け取る以上のことをすべきではない。クラスの新しいインスタンスがすぐに使用されるとは限らない。
プロパティは、
拡張メソッドはインターフェースへオーバーロードを『追加』するために使われるべきである。これらはライブラリ間で依存性を管理するためにも使うことができる。たとえば、アセンブリBがアセンブリAに依存しているとき、AのクラスはBの機能を公開することができない。しかしAのクラスは、実際には存在しない依存性を拡張メソッドの注釈とすることでBへ与えることができる。
クラス階層については、全体で2ないしは3階層を超えるべきではない。過度に深い階層をつくると、それぞれの実装が全体の契約を守っていることを保証するのが難しくなる。これに関しては、オーバーライド可能なメンバーはどれも、正しく動作するためにサブクラスが必要とすることを記述した明白な契約があることが非常に重要になる。
インターフェースは小さく、なるべくなら1つのメソッドだけを含んでいるのが望ましい。メソッドが多くなると、インタフェースの設計の不備や、さらに多くのメソッドが将来必要になる可能性が大きくなる。もし抽象基底クラスが適当でない場合は、複数のインターフェースを組み合わせることで機能性を構築することができる。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/11/Design-Guidelines
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