InfoQ

InfoQ

News

マイブックマーク

ブックマークするためにログイン または 会員登録 する

ブックマークされました!

ブックマークがエラーになりました。もう一度お願いします。

GenevaのID管理

作者 Abel Avram , 翻訳者 編集部 投稿日 2008年11月16日

セクション
デベロップメント,
エンタープライズ・アーキテクチャ,
設計/アーキテクチャ
トピック
SOA ,
セキュリティ ,
ID管理 ,
Architecture ,
WS Standards ,
.NET
タグ
WS-Trust ,
WS-Security ,
Microsoft

Microsoftは以前Zermatt(参考記事)として知られていたGeneva(リンク) Beta 1をリリースした。アプリケーションからユーザ認証および許可の負担を取り除く、ID管理ソリューションである。GenevaはOASIS WS-Trust(リンク)スペックである。

ほとんどのアプリケーションは、ユーザ認証や許可の問題に対処する必要がある。データおよびアクセスセキュリティが危険にさらされている場合などは特にそ ういえるが、つねに容易な作業というわけではない。Geneva氏は、要求ベースのアクセスプラットフォームを備えたアプリケーションから、ID管理の手 間を省くよう取り組んでいる。Microsoftによると、Genevaは役立つということだ。

デベロッパにとって「Geneva」は要求を通じ、アプリケーションからアクセスロジックを外部化することにより、また事前構成されたセキュリティロジックおよび統合.NETツールを使用し、開発作業を減らすことにより、ユーザアクセスを簡略化する。

IT専門家にとって「Geneva」はカスタム実装の作業を削減し、IT専門家の管理下にあるアクセス管理を統合し、一貫したセキュリティモデルを構築し、自動化統合ツールで組織間のシームレスな協力を促進することで、新たなアプリケーションを効率的に配置し、管理する。

インフォメーションワーカーおよび消費者にとって、ユーザはログインをナビゲートし、さまざまな個人を管理し、個人情報の共有方法を制御することで益を得ることができる。

All About Interop(リンク)ブログによると、Genevaには以下に述べる3つのコンポーネントがある。

Geneva Server。OASIS WS-Trust(リンク)スペックに定義されているように、 これはセキュリティトークンサービス(STS)である。これは要求を発行および変換し、ユーザアクセスを管理し、自動化統合を可能にする。

Geneva Framework。管理された(.NET)Frameworkであり、STSに接続する要求を認識したアプリケーションやサービスをデベロッパが構築す るのを支援する。それを使えば、認証トランザクションの一方'(要求側か応答側)で要求を処理することができる。

Windows CardSpace Geneva。これはよく知っていて、好きなWindowsでのCardSpace(リンク)の機能拡張である。おそらく見たことはあるが、使ったことはないのではないか。一言で言えば、CardSpaceは一連のWindows機能とユーザインターフェイスであり、ユーザのアクセス決定をナビゲートし、個人情報の使用方法を制御する。IDの一部として、誰もが複数の資格がある。たとえば、UWの学生であるとか、BigCorpの従業員であるとか、あるクラブにおいて優良な資産状態だと認められたメンバーだとか、BigBankで4444-444-44の口座番号の預金通帳を所有しているとかである。CardSpaceは特定のサービスやサーバに公開するIDについて、どの資格を公開すべきかを決定する。あらゆるサーバやサービスについて「すべて」を公開するのではなく、その特定のトランザクションで必要なことのみを公開する。これはIDモデルの一面であり、CardSpaceがWindowsでそれを可能にする。

Geneva Beta 1は、Microsoft Connectサイトからダウンロード可能(リンク)である。Introducing "Geneva"(PDF)およびMicrosoft Code Name "Geneva" Framework Whitepaper for Developers(PDF)が参考になる書物である。SunのWSITおよびWebSphere同様、App Server v7.0GenevaはOASIS WS-Trustをサポートする。

 

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/11/Geneva

特集コンテンツ一覧

GAE開発の落とし穴

Googleのクラウド環境をつかったGoogle App Engineによる開発するにあたり、初めての試みで苦悩する開発者達の経験をもとに、各開発フェーズにあわせて問題点やどう解決したかをご紹介します

イベントレポート:「Coqチュートリアル#1」

去る1月12日、定理証明支援系ツールCoqの初心者向けチュートリアルが開催さ れた(http://kokucheese.com/event/index/23667/)。今後も2月2日 (http://kokucheese.com/event/index/23744/)、2月9日、2月16日と引き続き開 催されていく予定である。本記事では、開催の様子をレポートする。

Javaの未来についてのNeal Gafter氏とのディスカッション

Choosing Options

Neal Gafter氏はOracleによるJava買収の影響に関する議論、Javaにセグメンテッドスタックやメタオブジェクトプロトコルを追加することについての主張、そしてJavaとC#との比較について話をしてくれた。

Google Dartのエッセンス:アプリケーションの構築、スナップショット、Isolate

GoogleはVMをともなう新しい言語であり、JSコンパイラでもあるDartをプレビューした。 InfoQはDartのアプリの構築に貢献する文法の裏側を探った:スナップショット、Isolate、モジュール方式

CSPベースのモデル検査ツール「Process Analysis Toolkit」

本記事ではCSPベースの「マルチドメイン・モデル検査ツール」である、PAT(Process Analysis Toolkit)について紹介する。モデル検査は、形式手法(Formal Method)という方法論を基礎とする技術であり、複雑さが増大しながらも安全性を求められる、現在のソフトウェア開発の状況に対する処方箋の1つとして注目されている手法である。

Jenkinsによる継続的インテグレーションのススメ(4) ~CloudBeesでJenkinsをサービスとして使う~

前回まで、Jenkinsの幾つかの側面に注目して解説をしてきました。シリーズ最後の今回は、Jenkinsをサービスとして使う方法を紹介します。

書籍『抽象によるソフトウェア設計-Alloyではじめる形式手法-』の紹介

Alloyは、MITにて開発された仕様記述言語であり、ツールによる自動解析を使い、インクリメンタルに形式仕様が書けることが特長である。筆者らはAlloy開発者による、Alloyを使った形式手法入門書を翻訳、今夏にオーム社より刊行した。本記事では、Alloyの簡単な概要と、翻訳書『抽象によるソフトウェア設計』(「Alloy本」)を紹介する。

Windows デバイスで開発するタッチユーザーインターフェイス

スマートフォンを中心としたマルチデバイスにおけるタッチユーザーインターフェイスへの対応は、既に必須の項目となりつつある。本記事では、Windows デバイスにおける UX のベースとなっている「メトロ」というデザイン言語を掘り下げながら、既存環境を意識しつつもどのようにタッチユーザーインターフェイス開発に取り組んでいくべきであるかについて解説していく。