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Eric Newcomer氏がRESTful対Web Serviceトランザクションの相違について語る

OSGi Alliance Enterprise Expert Groupの議長であり、IONA Technologiesの前CTOであるEric Newcomer氏(リンク)が、「RESTfulトランザクションとWeb Servicesトランザクション間の相違は何であるか?」の質問に対する答え(リンク)を投稿した。

Eric氏は、トランザクションをローカルトランザクションおよびグローバルトランザクションに区別することで、背景を定めている。ローカルトランザクションは両方のケースにおいて、同様の動作をするので、特別面白いものではないことを述べている。

それゆえ、質問はグローバルトランザクションに関連する。それは潜在的に別のコンピュータ上に複数のデータベースを含む。

Webサービスはテクノロジーであるので、RESTは比較が正確でない場合があるアーキテクチャ上のアプローチである、と氏は警鐘を鳴らしている。しかし ながら、氏はトランザクションの実装におけるその相違を、特に共用データまたは共用状態に対する分散アクセスに関連する基礎をなすインフラから生じる別の 仮定によるものとしている。

Webサービストランザクション([…]WS-Transactions[…])は、既存のTP(Transaction Processing)インフラに適合するよう意図されている。一方、RESTアプローチはWebから発展した。

その結果、その2通りのトランザクションの主な違いは、以下に基づいていると述べている。

1. 関係しているシステムで、トランザクションがどのように調整されるか

既存の共用状態メカニズムとの互換性に関して、共用状態に対する各参加者のアクセスが、他のものと調整できるように、Webサービストランザクションは、 グローバルトランザクションにおける関係者で共用のトランザクションコンテキストを広める。RESTベースのトランザクションは、グローバルトランザク ションに対する1つのみのパーティが、 トークンの受け渡しのように、いつでも共用状態にアクセスすることを仮定する。[…]共用状態を受信した場合に、すべきことを分かっている責任がある。

2.  システムがトランザクションの障害および復旧をどのように取り扱うか

RESTfulシステムは、障害および復旧を扱うのにまったく異なる設計を必要とする。というのは、自動化することができず、追加のアプリケーションレベル設計のトレードオフやコーディングが、Webの前提により適合したシステムをもたらすからである。

元の記事(リンク)を忘れずに、確認しておきたい。

 

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2009/03/rest-ws-transaction-difference

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