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アジャイル組織は何を重視すべきか?

原文(投稿日:2009/6/17)へのリンク

アジャイルを採用することは簡単ではない。多くの組織は、スクラムやXPのプラクティスを自分たちのやり方に無理やり当てはめようとして苦労する。そのような組織に対して、"どのように"アジャイルを行うかということを重視しすぎるのは誤ったアプローチかもしれないとMike Cottmeyer氏は助言する

Cottmeyer氏は、以下のように主張する。

チームで実際に達成しようとしていることが何かを確認することによって、独断的偏見、方法論に関する争い、そして、徐々にアジャイルプラクティスを採用しようとするのを妨げるスクラム主義を多少やりすごせるでしょう。私たちの目的はスクラムを採用することでしょうか? それとも、ビジネスをより機敏に行うことでしょうか?

Cottmeyer氏は続けて、チームが"責任を持ち""予測可能"であり、"分かりやすい"ことで"よりよくなる"と同時に、"価値を提供"することが最も重要だと信じる理由を述べた。そして、チームが"プロダクトオーナー""スクラムマスタ""計画の儀式"を持ち、"デイリースタンドアップミーティング"を行うことよりも、なぜこれらのことがさらに重要なのかについて見解を示した。

同じような価値を持つシステムがないことは、実際に機敏さで成功する障害になりえるとCottmeyer氏は主張する。

「スクラムやXPの特定のプラクティス」が、あなたの組織に合わず、実はアジャイルを採用するあなたの能力を妨げることがあります。本当は何を達成しようとしているのかを考え、ある状況に応じてチームを作り上げ、予想可能なチームにする特定の戦略を見つけ出す必要があるのかもしれません。

その仕事自体をプロダクトマネージャとして、プロダクトオーナーになるように求めるのは道理にかなっていないかもしれません。ソフトウェアを構築するために必要な要求をチームが確実に手に入れることをその仕事に求めるのは、完全に妥当だと思います。要求は変化に適応し、リスクを軽減する手助けとなり、会社によりよい価値をより速く提供します。

Jim Shore氏は、以前関連する考え方を論じている。Mike氏のオリジナルの投稿をチェックした後に読む価値があるだろう。

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