InfoQ

InfoQ

News

マイブックマーク

ブックマークするためにログイン または 会員登録 する

ブックマークされました!

ブックマークがエラーになりました。もう一度お願いします。

RESTfulie - ハイパーメディアを意識したサービスとクライアントを生成するGem

作者 Dilip Krishnan , 翻訳者 和智 右桂 投稿日 2009年11月24日

セクション
デベロップメント,
エンタープライズ・アーキテクチャ,
設計/アーキテクチャ
トピック
Ruby ,
SOA ,
REST

原文(投稿日:2009/11/11)へのリンク

Guilherme Silveira氏が今回のruby gemのリリースに伴ってInfoQに寄稿した。このgemはハイパーメディアを意識したサービスと、それを利用するクライアントの開発を実に簡単にするというものだ。氏は次のように語る。

restもしくはrestfulな考え方をアプリケーションで使うことの利点については多くが語られてきました。昨年はMark Baker氏がrestfulアプリケーションにおけるハイパーメディア・コンテンツについて記事を書いていますし、HATEOASを定義するという、より正式な試みとその利点について書かれたものも多少はあります。しかし、ウェブベースのサービスを作り出す上で、ウェブをうまく使っていることは確かにあるのですが、それでも私たちが日常使っている最も便利なものが、未だに欠けています。 それが、ハイパーリンクとハイパーメディア・コンテンツなのです。

氏は続けて、ある注文を定義している具体例について説明した。この注文は適切に定義された一連の状態遷移を進んでいく。例えば、未払いから支払い後といったようにである。これはまた、さまざまな状態遷移をそれに対応するアクションにマッピングできるようにもなっている。

class Order < ActiveRecord::Base 
state :unpaid, :allow => [:latest, :pay, :cancel] state :cancelled, :allow => :latest transition :latest, {:action => :show} transition :cancel, {:action => :destroy}, :cancelled transition :pay, {}, :preparing end

これは例えばatomベースのリソース表現を生成するが、そこにはハイパーメディアが埋め込まれている。

<order> 
   <product>basic rails course</product> 
   <product>RESTful training</product> 
   <atom:link xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom" 
          href="http://www.caelum.com.br/orders/1" rel="latest" /> 
   <atom:link xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom" 
          href="http://www.caelum.com.br/orders/1/pay" rel="pay" /> 
   <atom:link xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom" 
          href="http://www.caelum.com.br/orders/1" rel="cancel" /> 
</order> 

そして、クライアントは、そのリソース表現を利用することで、動的に生成されたメソッドを呼び出すことができるのだ。

order = Order.from_web 'http://caelum.com.br/orders/1' 
order.pay(payment) 

Jim Webber氏のRESTBucks記事と、刊行予定のREST本はこのgemを作るにあたってインスピレーションを与えているのだが、そのWebber氏は次のように語った。

多才なGuilherme Silveira氏とAdriano Almeida氏、Lucas Cavalcanti氏はRESTfulなサービスのフロントを形成するものを作り上げました。(中略)より重要なのは、彼らがこのプロトコルを調べるのに使用できる汎用的なクライアントを書き上げたということです。彼らはデモサービスをGAE上にホスティングしており、コードは誰もが楽しめるようにGitHub上にリリースしています。これは素晴らしい仕事であり、時期を得たものでもあります。

共著者であるSavas Parastatidis氏は次のようにコメントしている。

私たちの本を書き上げるのが待ち遠しくてたまりません。そうすれば、誰もがハイパーメディアに関する私たちの議論と私たちが作ったものをチェックできるようになるからです。Restfulieが私たちと実に良く似たアプローチを取っているのを見て本当にうれしく思いました。

RESTfulなサービスとそれを利用するクライアントを作る上でのgemの使い方について、詳細な具体例はGitHubプロジェクトリポジトリで入手できる。

restfulie by Guilherme Silveira 投稿者
  1. トップへ戻る

    restfulie

    by Guilherme Silveira

    Thanks for translating to japan! At least google translator helped me a little bit to understand it.
    Any questions, just let the team know.

    There has been a lot of news since the original english post: a java release and a new ruby release.

    Regards

特集コンテンツ一覧

GAE開発の落とし穴

Googleのクラウド環境をつかったGoogle App Engineによる開発するにあたり、初めての試みで苦悩する開発者達の経験をもとに、各開発フェーズにあわせて問題点やどう解決したかをご紹介します

イベントレポート:「Coqチュートリアル#1」

去る1月12日、定理証明支援系ツールCoqの初心者向けチュートリアルが開催さ れた(http://kokucheese.com/event/index/23667/)。今後も2月2日 (http://kokucheese.com/event/index/23744/)、2月9日、2月16日と引き続き開 催されていく予定である。本記事では、開催の様子をレポートする。

Javaの未来についてのNeal Gafter氏とのディスカッション

Choosing Options

Neal Gafter氏はOracleによるJava買収の影響に関する議論、Javaにセグメンテッドスタックやメタオブジェクトプロトコルを追加することについての主張、そしてJavaとC#との比較について話をしてくれた。

Google Dartのエッセンス:アプリケーションの構築、スナップショット、Isolate

GoogleはVMをともなう新しい言語であり、JSコンパイラでもあるDartをプレビューした。 InfoQはDartのアプリの構築に貢献する文法の裏側を探った:スナップショット、Isolate、モジュール方式

CSPベースのモデル検査ツール「Process Analysis Toolkit」

本記事ではCSPベースの「マルチドメイン・モデル検査ツール」である、PAT(Process Analysis Toolkit)について紹介する。モデル検査は、形式手法(Formal Method)という方法論を基礎とする技術であり、複雑さが増大しながらも安全性を求められる、現在のソフトウェア開発の状況に対する処方箋の1つとして注目されている手法である。

Jenkinsによる継続的インテグレーションのススメ(4) ~CloudBeesでJenkinsをサービスとして使う~

前回まで、Jenkinsの幾つかの側面に注目して解説をしてきました。シリーズ最後の今回は、Jenkinsをサービスとして使う方法を紹介します。

書籍『抽象によるソフトウェア設計-Alloyではじめる形式手法-』の紹介

Alloyは、MITにて開発された仕様記述言語であり、ツールによる自動解析を使い、インクリメンタルに形式仕様が書けることが特長である。筆者らはAlloy開発者による、Alloyを使った形式手法入門書を翻訳、今夏にオーム社より刊行した。本記事では、Alloyの簡単な概要と、翻訳書『抽象によるソフトウェア設計』(「Alloy本」)を紹介する。

Windows デバイスで開発するタッチユーザーインターフェイス

スマートフォンを中心としたマルチデバイスにおけるタッチユーザーインターフェイスへの対応は、既に必須の項目となりつつある。本記事では、Windows デバイスにおける UX のベースとなっている「メトロ」というデザイン言語を掘り下げながら、既存環境を意識しつつもどのようにタッチユーザーインターフェイス開発に取り組んでいくべきであるかについて解説していく。