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Apache Pivot,Java ベース RIA フレームワークの第1歩

作者 Gilad Manor , 翻訳者 吉田 英人 投稿日 2010年3月30日

セクション
デベロップメント
トピック
Java ,
Websphere ,
言語 ,
プログラミング ,
IBM ,
アプリケーションサーバ ,
Agile in the Enterprise ,
Agile ,
RIA ,
リッチクライアント/デスクトップ ,
Applets ,
JavaFX Script

原文(投稿日:2010/03/24)へのリンク

Apache Pivot は,Java による最新のリッチクライアント開発プラットフォームの開発を目標とするオープンソースプロジェクトだ。2007 年に VMWare の R&D 活動として開始され,2008年6月には Apache 2.0 ライセンス のオープンソースとしてリリースされた。その後 2009年1月に Apache インキュベータ に加わり,同年12月,Apache のトップレベルプロジェクトに昇格している。プロジェクトは現在,ソフトウェア開発コミュニティによってすべて運営されている。

Pivot は Java2D をベースとする最新の RIA ツールキットのひとつであり,モデル-ビュー-コントローラ (model-view-conroller,MVC) デザインパターンを採用している。Pivot のアプリケーションは Java,JavaScript,そして XML (WTKX) を組み合わせて記述することができる。

Pivot は GUI ライブラリ と,次のような GUI アプリケーションの構築を容易にする フレームワーク を備えている。

Pivot のアプリケーションは,Java Runtime Environment (JRE) バージョン 6 以降 (Java6 Update 14 以降を推奨) が動作する任意のオペレーティングシステム上で,アプレットとしても,あるいはスタンドアロンのデスクトップアプリケーションとしても動作可能である。

Pivot アプリケーションの動作は,JVM セキュリティ ポリシに従って制限される。クリップボードやファイルシステム操作など拡張機能へのアクセスを行うには,アプレットあるいはアプリケーションに 署名と信頼 (signed and trusted) が必要となる。

Java 言語でのアプリケーション構築を可能にすることによって,Pivot は,プロプライエタリな JavaFX スクリプト言語 を用いる JavaFX との差別化を図っている。Pivot 自体の目標はアプリケーション構築ツールであり,アニメーションやその他のエフェクトは,主としてそれらアプリケーションのユーザエクスペリエンスを拡張するもの,という位置付けだ。

今後3バージョン (1.5,2.0,2.1 になる) の ロードマップ には,数多くの GUI 拡張と安定性向上が予定されている。注目に値するのは次のものだ。

  • Web クエリでのファイル転送を容易にする File シリアライゼーションクラス (1.5)
  • WTKX 用 DTD のディストリビューションへの追加,および例題/リファレンス資料の提供 (2.0)
  • javax.accessibility API への Pivot フック (2.0)
  • Flying Saucer XHTML レンダリングライブラリへのラップとして使用可能な "HTML provider" API 追加 (2.1)

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