InfoQ

InfoQ

News

マイブックマーク

ブックマークするためにログイン または 会員登録 する

ブックマークされました!

ブックマークがエラーになりました。もう一度お願いします。

Eclipse Virgo プロジェクトが承認された

作者 Alex Blewitt , 翻訳者 編集部N 投稿日 2010年3月2日

セクション
運用/インフラ,
デベロップメント,
エンタープライズ・アーキテクチャ
トピック
アプリケーションサーバ ,
Java ,
プラットフォーム
タグ
Eclipse

原文(投稿日:2010/02/25)へのリンク

昨日、 Glyn Normington 氏の公表によるEclipse Virgo プロジェクトがプロジェクト開始のレビューをパスした; また VMWareは、今や Eclipse Foundationの法人コミッターであることも公表した。

最近バージョン2.0をリリースした SpringSource dm Serverの次のバージョンになる。その意図は、適切なコードリファクタリングの後(ネームスペースをorg.eclipse.virgo に替えることを含んで)、おそらく若干の他の変更を伴って、コードは、バージョン2.1としてリリースすることだ。

dm Server とEclipse Virgoの主な違いは、前者は、 GPL 3.0のもとでライセンスされ、一方、新しい Eclipse Virgoは、 EPL 1.0のもとでリリースされることで、もっと広く使えわれることを促す意向である。 Adrian氏がその頃に説明したように:

今日、 OSGi と Spring Dynamic Modules(今では、 OSGi Blueprint Serviceとして標準化されている)のプログラミングモデルをベースにした、モジュール化されたエンタプライズアプリケーション開発において、最先端のプラットフォームをdm Serverは、提供している。 Enterprise OSGi と dm Serverは、非常に進歩した。けれども、エンタプライズアプリケーション開発に OSGiを採用するのは、コストをかけずにはできない、と言える。多くの新しい技術のように、初期投資は、しなければならないが、やがて見返りがある。 Hal Hildebrand氏は、現在の状況を非常にうまく捉えて、彼の最近の ブログに OSGi Value Proposition を投稿している。

エンタプライズOSGiと dm Serverには、非常に興味と革新性があります。強い興味を持っているのは、早期の採用者と OSGi Service Platformが持つ、動的なモジュール性に密接に合った要求のあるプロジェクトです。しかしながら、エンタプライズアプリケーションをできるだけ早く、できるだけ面倒なく、作り上げたいとだけ考えている、主流の開発チームにとっては、エンタプライズOSGiを採用するコストが、短期的な利益をオーバーしてしまう可能性があります。エンタプライズOSGiが主流のエンタプライズアプリケーション開発へのデファクトなアプローチとなる前に、この状況は、解決される必要があります。注意して欲しいのは、私は、ここで言っているのは、エンタプライズアプリケーション開発についてです;もしあなたが、インフラ用のソフトウェアを書いていて、 "stackless stack" (Kirk Knoerschild, James Governor) を作る必要があるなら、OSGi は、すでにデファクトなアプローチであり、完全に dm Serverと関連するdm カーネル サブプロジェクトによってサポートされています。

Adrian氏の意見は、モジュールシステムが既に複雑なシステムを助けることができる、しかし平均的な Hello Worldタイプのアプリケーションには、必ずしもそうでない,という事実に焦点を絞った人によって、 文脈を無視して解釈されたものである。しかし、OSGi は、複雑性を克服する助けになり得る; OSGi DevCon London 2010で、 Kirk Knoerschild氏は、基調講演を行い、 次のように言った:

ソフトウェアの複雑さは、指数関数的に増している。以下のことを知っているだろうか:

  • 1990年のコード量は、1200億行
  • 2000年のコード量は、2500億行
  • 7年でコード行数は、倍になる
  • 開発時間の50%は、コードを理解するのに使われる
  • ソフトウェアに関わるコストの90%は、保守と漸進的な変化に対するものである

この意味をこのまま次の7年も続いたらどうなるか,という見方で表現してみよう。2010年と2017年の間に、それまでの書かれた全コードのトータルよりも多いコードが生産されることになる!

複雑なシステムを理解するのを助ける何かが必要である。複雑さを管理する何かが必要である。保守を楽にするのを助ける何かが我々には必要である。ソフトウェアシステムの自然な進化に対処するのを助けるものが必要である。システムが要求を受け入れる時に起きる、自然な構造的な変化に対処できるようにするものが必要である。長い間、中心となるものがなかった。しかし、そんなにはかからない、エンタプライズは、エンタプライズOSGiを手に入れるからである!

Virgoが Eclipse Helios系列(2010年の夏にリリース予定)の一部になるには、遅すぎたので、 おそらくは dm Serverの新しいリリースになりそうである。もし EclipseCon 2010(3月にある)に間に合わない時には、Helios のリリースと同じ頃だろう。

あなたは、プロジェクトの移動(とライセンスの変更)によって、製品がもっと広く採用されることになると思いますか?

特集コンテンツ一覧

GAE開発の落とし穴

Googleのクラウド環境をつかったGoogle App Engineによる開発するにあたり、初めての試みで苦悩する開発者達の経験をもとに、各開発フェーズにあわせて問題点やどう解決したかをご紹介します

イベントレポート:「Coqチュートリアル#1」

去る1月12日、定理証明支援系ツールCoqの初心者向けチュートリアルが開催さ れた(http://kokucheese.com/event/index/23667/)。今後も2月2日 (http://kokucheese.com/event/index/23744/)、2月9日、2月16日と引き続き開 催されていく予定である。本記事では、開催の様子をレポートする。

Javaの未来についてのNeal Gafter氏とのディスカッション

Choosing Options

Neal Gafter氏はOracleによるJava買収の影響に関する議論、Javaにセグメンテッドスタックやメタオブジェクトプロトコルを追加することについての主張、そしてJavaとC#との比較について話をしてくれた。

Google Dartのエッセンス:アプリケーションの構築、スナップショット、Isolate

GoogleはVMをともなう新しい言語であり、JSコンパイラでもあるDartをプレビューした。 InfoQはDartのアプリの構築に貢献する文法の裏側を探った:スナップショット、Isolate、モジュール方式

CSPベースのモデル検査ツール「Process Analysis Toolkit」

本記事ではCSPベースの「マルチドメイン・モデル検査ツール」である、PAT(Process Analysis Toolkit)について紹介する。モデル検査は、形式手法(Formal Method)という方法論を基礎とする技術であり、複雑さが増大しながらも安全性を求められる、現在のソフトウェア開発の状況に対する処方箋の1つとして注目されている手法である。

Jenkinsによる継続的インテグレーションのススメ(4) ~CloudBeesでJenkinsをサービスとして使う~

前回まで、Jenkinsの幾つかの側面に注目して解説をしてきました。シリーズ最後の今回は、Jenkinsをサービスとして使う方法を紹介します。

書籍『抽象によるソフトウェア設計-Alloyではじめる形式手法-』の紹介

Alloyは、MITにて開発された仕様記述言語であり、ツールによる自動解析を使い、インクリメンタルに形式仕様が書けることが特長である。筆者らはAlloy開発者による、Alloyを使った形式手法入門書を翻訳、今夏にオーム社より刊行した。本記事では、Alloyの簡単な概要と、翻訳書『抽象によるソフトウェア設計』(「Alloy本」)を紹介する。

Windows デバイスで開発するタッチユーザーインターフェイス

スマートフォンを中心としたマルチデバイスにおけるタッチユーザーインターフェイスへの対応は、既に必須の項目となりつつある。本記事では、Windows デバイスにおける UX のベースとなっている「メトロ」というデザイン言語を掘り下げながら、既存環境を意識しつつもどのようにタッチユーザーインターフェイス開発に取り組んでいくべきであるかについて解説していく。