GAE開発の落とし穴
Googleのクラウド環境をつかったGoogle App Engineによる開発するにあたり、初めての試みで苦悩する開発者達の経験をもとに、各開発フェーズにあわせて問題点やどう解決したかをご紹介します
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作者 Charles Humble , 翻訳者 吉田 英人 投稿日 2010年9月5日
Oracle は木曜日遅く,Android オペレーティングシステムに関する著作権および特許侵害に関して Google を提訴した。2つのシリコンバレー企業の間で,スマートフォンソフトウェアのプラットフォームをめぐる法廷闘争が始まったのだ。
Android は 2007年11月の初回リリースから急激な成長を続けている。Gartner の発表値によれば,前の四半期には初めて Apple の iOS を越えた。もっともこれは iPhone 4 ローンチ直前の数字であり,Apple の在庫が減少した時期であった点には注意が必要だ。この期のスマートフォン OS トップ4はシンビアン(41.2%), RIM(18.2%), Android(17.2%),そして iOS(14.2%) であった。
サンフランシスコ連邦裁判所に提出された今回の訴訟では,今年初めの Sun Microsystems 買収で Oracle が継承した7つの特許に対して,Google による侵害があったとしている。すべてが Java に関するものだ。
Oracle は 声明文で,Google が "故意かつ直接的に,繰り返し, Oracle の保持する Java 関連の知的財産を侵害した" と主張している。
Android はコア OS とソフトウェア開発キット (Software Development Kit,SDK) の両方において,Java を広範囲に使用している。C と C++ を使用して Android コンポーネントを開発できる "Android ネイティブ開発キット (Native Development Kit)" もリリースされているが,Google が推奨しているのは Java によるアプリケーションのコーディングを基本とする方法だ。 Java コードは,Google 自身のカスタムVM である Dalvik 上で動作するバイトコードに変換される。さらに Android で使用されているコア Java ライブラリは,Apache ソフトウェア財団 (Apache Software Foundation) によるオープンソース/フリーの Java 実装である Apache Harmony をベースにしたものだ。このように Android SDK は Oracle の実装から大きく離れているため,Google は Java 使用に関して Oracle に一切の支払いをしていない。
Java に関する Sun の収益モデルは,その大部分がモバイルハンドセットなど OEM からのライセンス料に関連するものだった。そのため Oracle が Sun を買収したとき,Java のコントロールを手中にした Oracle がもっと多くの金を絞り取ろうとするのではないか,と懸念する声が一部で上がっていた。Apache ソフトウエア財団の Java SE 5 実装である Harmony に対して,認証に必要な Java SE 5 テクノロジ互換キット(Technology Compatibility Kit,TCK) のライセンスを Sun が拒否した理由には,法律的な問題に加えてこの収益モデルの保護もあったのではないか,と考える者も多い。
今回の訴訟は,Java に関する Oracle の権利が行使される初の試みとなる。Oracle の最高経営責任者(CEO) である Larry Ellison 氏は,Sun の買収を正当化する大きな理由として,Java をコントロールする権利の入手をあげていた。
本書執筆時点では,Google は告訴内容を検討中である,としている。そのコピーが VentureBeat で確認できるが,コメントはまだない。
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