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Visual Studio vNextは、さらなる機敏さとDevOpsの統合を提供する

原文(投稿日:2011/05/18)へのリンク

マイクロソフトは、TechEd North America 2011で、プロジェクトのプランニングからステークホルダーフィードバックの収集、開発者への運用フィードバックの提供などのアジャイルツールに加えて、VC++のアーキテクチャダイアグラムと単体テストといった次期バージョンのVisual Studio新しい機能を紹介した。

マイクロソフトは、Application Lifecycle Management (ALM)に関して、アジャイルツールと開発-運用の統合という大きく2つの方向を追いかけている。Visual StudioのコーポレートVPであるJason Zander氏は、TechEd North Americaにおいて、いくつかの新しいVS機能は、アジャイル開発を対象にしており、以下をプレビューした。

  • Agile Planning Tools – TFS上に構築されたWebベースのインターフェイスで、バックログタスクボードなどのプランニングツール
  • 軽量の要求– カスタマから早期にフィードバックを得られるように、PowerPointによるソリューションモックアップの作成。
  • ステークホルダーフィードバック – オーディオ、ビデオを含む、いつでもステークホルダーからのフィードバックを得られるようにするツール(スクリーンショット)
  • 継続的なテスト– .NETとC++に対する単体テストのサポート。VSは、MS TestxUnit、そして、NUnitを統合する。 (スクリーンショット)
  • Agile Quality Assurance – すべてのテストセッションの記録と、アクション操作とそれらの結果のすべてをログする、QA開発のための新しい探索型テスト(Exploratory testing) ツール

Zander氏は、モニタリングサーバーとデータセンターにまたがるハイパーバイザーのツールであるSystem Center Operations Manager 2007 R2とTFS 2010をリンクするOperations Manager Connector for Microsoft Visual Studio TFS 2010をデモした。コネクターは、現在コミュニティー技術プレビュー(CTP:Community Technology Preview)であり、System Centerでアプリケーションパフォーマンスモニタリングと診断情報をSystem CenterからTFSに集めて、運用チームから開発に渡す。

Visual Studio vNext: Application Lifecycle Managementホワイトペーパー (PDF)において、Visual Studio、サポートされなくてはいけない以下のモダン開発ツールなどすべての機能計画の詳細を解説している。

  • チーム内のすべてのロールをまたいだコラボレーション
  • 無駄な努力を減らすためのタイムリーかつ行動可能なフィードバック
  • 目の前のタスクをてこ入れするための自然で適切なツール
  • 採用されるであろう透過的でアジャイルのベストプラクティス

ALMの前で、マイクロソフトはVC++開発者へバイナリやソースのコードベースの視覚化ツールであるアーキテクチャダイアグラム、単体テストのサポートという2つの大きなVSの進化をプレビューした。セッションはまだオンラインにはなっていないが、詳細についてはTechEdの前に撮られたビデオで、これらの新しい機能について解説している。

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