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OracleがOpen Officeを放出

作者 Alex Blewitt , 翻訳者 渡嘉敷 満理子 投稿日 2011年5月1日

セクション
運用/インフラ,
設計/アーキテクチャ,
デベロップメント
トピック
Java ,
言語 ,
オープンソース ,
プログラミング

原文(投稿日:2011/04/18)へのリンク

Oracleは、OpenOffice.orgをコミュニティ・プロジェクトにするとともに、商用版の販売終了を発表した。 プレス・リリースには次のように記されている。

Oracleのチーフ・コーポレート・アーキテクト、Edward Screven氏は「フリーの個人用生産性アプリケーションに対する関心の高さ、パーソナル・コンピューティング技術の急速な進化を考慮すると、OpenOffice.orgプロジェクトは幅広い支持者に応じることのできる非商用組織が管理すべきだと考える」と説明している。 「Open Officeの継続的な成功を促進するためにも、ただちにコミュニティ・メンバとの協力に乗り出すつもりだ。 Open Document Format (ODF)など、オープン・スタンダードベースのドキュメント・フォーマットの採用についても積極的に支援を継続する。」

OOo(OpenOffice.org)は現在OOO(Oracle Open Office)として提供されているが、製品全体の今後について現時点では不明だ。 コミュニティ・フォーク「LibreOffice」は、Oracleの明け渡し勧告に対してOpenOfficeの商標から分岐するかたちで設立された。 LibreOfficeは独立組織「The Document Foundation」によって主催されており、明確な規定が設けられている。

コミュニティの発展(RedHatなど、非営利目的の支持者も参加した)に伴い、このオフィス・スイートの開発は、Oracleの当初の開発者による商用版の開発よりも早いペースで進められるようになった。 OOoの開発の遅れは、OracleによるSun Microsystemsの買収以前にまで遡るが、買収により遅れが悪化したのは確かだ。

現在、OpenOffice.orgと同じようなシナリオがHudson/Jenkinsで展開されている。 OOoのケースと同様、Hudsonの商標が出願されたあと(このケースでは遡及的に)インフラの問題が発生し、これが引き金となって一連の連鎖反応が始まった。 Oracleは現在もHudsonのサポートを継続しており、開発も進行中ではあるが、ほとんどのコミュニティ・メンバはJenkinsへと移った。そして、その2週間後、さらには2ヵ月後に、コミットのペースの違いが浮き彫りになった。

Oracleは最終的にOpenOffice.orgの商用版を手放し、コミュニティに提供することを決めたが、コミュニティがすでにLibre Officeを選択した今となっては、この決断は少し遅すぎたともいえよう。