今週末alt.hypertextグループでWorld Wide Webプロジェクトのアナウンスをしてから、20周年を迎えた。1991年8月6日、Tim Berners Lee氏は以下の投稿をした。
WWWプロジェクトは、情報の検索とハイパーテキストの技術を統合して、簡単だがパワフルなグローバルインフォメーションシステムを作ります。
… プロトタイプ(超アルファテスト)のシンプルな行モードブラウザを公開しました。ソースフォームは、info.cern.ch [現在 128.141.201.74]の
/pub/WWW/WWWLineMode_0.9.tar.Z.で公開しています。また、NeXTのハイパーテキストエディタは、NeXTStepグラフィカルユーザーインターフェイスとスケルトンサーバーデーモンを使用しています。
HTTP/1.0は5年後の1996年5月にRFC 1945で仕様化しなかったが、HTTPの基礎は1991年にすでにできていた。
特許の有効期限が20年のため、最初にリリースされた日をベースに考えると、特許で保護されたいたものが今日から自由に使えるようになると考えると身が引き締まる思いがする。 もし、HTTP/1.0がリリースされた1995年5月に特許を受けていたとしたら、依存性がないサーバーが実装される前に2017年5月まで待たなければいけなかった。 先週のNPR podcastにおいて言及されている。
特許は技術革新を促進ために存在しています。しかし、ソフトウェアとインターネットの世界では真逆の効果です。
ハイテク企業は、特許に数十億ドルを追加していますか？技術革新の進めることは、彼ら自身の特許訴訟から守るためではありません。シリコンバレーの法戦争において、特許は武器になります。
20年前に（意図的に）特許を取らなかったシステムをベースにした新しい技術と技術革新を考えると、我々は技術革新の時代に生きていることは、喜ばしいことである。しかし技術の特許（特にソフトウェア）は、さらなる訴訟の脅威を生み、インターネット（特にwwwの）成功の要因であった自由な技術革新を抑制することになる。今から20年、我々はこれまでと全く違う場所にいるかもしれない、そして特許は解決策ではなく問題の一部である。