InfoQ

InfoQ

News

マイブックマーク

ブックマークするためにログイン または 会員登録 する

ブックマークされました!

ブックマークがエラーになりました。もう一度お願いします。

Visual Studio 11 Previewが公開された

作者 Jonathan Allen , 翻訳者 尾崎 義尚 投稿日 2011年9月18日

セクション
デベロップメント
トピック
.NET ,
C++ ,
Visual Studio ,
コンパイラ ,
言語 ,
IDE ,
Microsoft ,
プログラミング

原文(投稿日:2011/09/15)へのリンク

Visual Studio 11プレビューがMSDN subscribersで提供されており、一般向けリリースは数日以内に計画されている。これは、Buildで紹介された機能の要約である。

全般

Visual Studio 11は、Visual Studio 10のプロジェクトとソリューションが同じフォーマットを使っており、ファイルの変換で心配することはない。

ここでは、2つのバージョンが提供されている。Windows 7上で動作するMSDNと一般のリリースである。また、Windows 8プレビューにバンドルされるexpress バージョンも存在している。このバージョンには、メトロスタイルのアプリケーションのサポートが追加されている。

ナビゲーション

Power Productivity Toolsのすべての機能は、Visual Studio 11に組み込まれている。

ツールバーは、大幅に削減されている。デフォルトでは、12個ほどのボタンがある1行が存在している。

Visual Studioには4000個のコマンドが存在している。必要なものが容易に見つけられるように、ツールバーに検索ボックスが提供された。単純に必要なコマンド名を入力すると、キーボードショートカットとともに表示される。

VB/C#

Visual BasicとC#には、async/awaitキーワードが提供されている。

「find matching clones」は、重複したコードを探す。これは、テキスト検索ではなく、変数名と定数を除いて、シンタックスツリーを比較する。

C++

最初からC++ AMP (Accelerated Massive Parallelism)のサポートが含まれている。

Visual Studioでデバイスドライバの開発が可能になった。すべてのプロジェクトテンプレートのような通常の機能のすべてが含まれている。

パッケージング

WindowsやWindows Phone app store向けのアプリケーションのパッケージングに必要な多くのリソースが含まれている。このプロセスを容易にするために、UIで画像サイズのような基本的な検証ができる。

デバッグ

リモートとシミュレーターデバッグの両方が改善された。

Windows Kernelデバッガは、Visual Studio内部で実行できるようになった。

IntelliTraceは、製品環境で実行しているアプリケーションに使用することができる。最後の手段を考えているのであれば、難しい問題を分析するために使用できる。Visual Studioデバッガは、実行中のアプリケーションに自分自身をアタッチしない。代わりに、開発者が分析するためのトレースファイルが作られる。

グラフィック

デザインツールではないが、Visual Studio 11には、3Dモデルを描画できるツールが含まれている。あるビューでは、描画したイメージの対話を可能にする。他のビューでは、描画のパイプラインを表示して、最後のイメージに至るまでのステップを見ることが出来る。

テスト

新しいテストランナーは、xUnitとNUnitを含むすべてのサードパーティーのテストフレームワークを実行することができる。ネイティブと.NETテストプロジェクトの両方がサポートされている。新しいテストランナーとC++単体テストフレームワークのひとつの要件は、200,000のテストをひとつのソリューションでサポートすることである。

Azureのテストのために、デプロイメントプロジェクトプロパティに「サービス設定」オプションが追加された。これは、製品やステージングなどのようにデプロイしたいAzureの対象環境を選択することができる。

静的分析

Windowsドライバとメトロアプリケーションの検証に必要な静的分析ツールは、Visual Studioに含まれるようになった。

HTML/JavaScript

Visual Studioは、IEのJavaScriptエンジンを使うようになった。

IntelliSenseに「定義に移動」などの機能が追加された。

IEからDOMエクスプローラがVisual Studioに追加された。選択しているノードは、描画されているページとDOMツリーがハイライトされるだけでなく、これを作成したMVCソースコードもハイライトされる。

単体のCSSやJavaScriptファイルをリファクタリングする代わりに、ページがディレクトリ全体を参照することができる。サーバーディレクトリがひとつのファイルにまとめられ、ブラウザに配布される時間を削減することができる。

Blend

Expression Blendデザインエンジンは、Visual Studioの中で実行されるようになった。操作性はいまだ開発者よりもデザイナにフォーカスしているが、VS 2010/Blend 4で悩まされていた非互換性の問題はなくなった。

メモ:Expression BlendのHTMLは、現在メトロスタイルアプリケーションのみ提供されている。将来的には、通常のHTML開発でも利用できるように拡張される予定である。

特集コンテンツ一覧

GAE開発の落とし穴

Googleのクラウド環境をつかったGoogle App Engineによる開発するにあたり、初めての試みで苦悩する開発者達の経験をもとに、各開発フェーズにあわせて問題点やどう解決したかをご紹介します

イベントレポート:「Coqチュートリアル#1」

去る1月12日、定理証明支援系ツールCoqの初心者向けチュートリアルが開催さ れた(http://kokucheese.com/event/index/23667/)。今後も2月2日 (http://kokucheese.com/event/index/23744/)、2月9日、2月16日と引き続き開 催されていく予定である。本記事では、開催の様子をレポートする。

Javaの未来についてのNeal Gafter氏とのディスカッション

Choosing Options

Neal Gafter氏はOracleによるJava買収の影響に関する議論、Javaにセグメンテッドスタックやメタオブジェクトプロトコルを追加することについての主張、そしてJavaとC#との比較について話をしてくれた。

Google Dartのエッセンス:アプリケーションの構築、スナップショット、Isolate

GoogleはVMをともなう新しい言語であり、JSコンパイラでもあるDartをプレビューした。 InfoQはDartのアプリの構築に貢献する文法の裏側を探った:スナップショット、Isolate、モジュール方式

CSPベースのモデル検査ツール「Process Analysis Toolkit」

本記事ではCSPベースの「マルチドメイン・モデル検査ツール」である、PAT(Process Analysis Toolkit)について紹介する。モデル検査は、形式手法(Formal Method)という方法論を基礎とする技術であり、複雑さが増大しながらも安全性を求められる、現在のソフトウェア開発の状況に対する処方箋の1つとして注目されている手法である。

Jenkinsによる継続的インテグレーションのススメ(4) ~CloudBeesでJenkinsをサービスとして使う~

前回まで、Jenkinsの幾つかの側面に注目して解説をしてきました。シリーズ最後の今回は、Jenkinsをサービスとして使う方法を紹介します。

書籍『抽象によるソフトウェア設計-Alloyではじめる形式手法-』の紹介

Alloyは、MITにて開発された仕様記述言語であり、ツールによる自動解析を使い、インクリメンタルに形式仕様が書けることが特長である。筆者らはAlloy開発者による、Alloyを使った形式手法入門書を翻訳、今夏にオーム社より刊行した。本記事では、Alloyの簡単な概要と、翻訳書『抽象によるソフトウェア設計』(「Alloy本」)を紹介する。

Windows デバイスで開発するタッチユーザーインターフェイス

スマートフォンを中心としたマルチデバイスにおけるタッチユーザーインターフェイスへの対応は、既に必須の項目となりつつある。本記事では、Windows デバイスにおける UX のベースとなっている「メトロ」というデザイン言語を掘り下げながら、既存環境を意識しつつもどのようにタッチユーザーインターフェイス開発に取り組んでいくべきであるかについて解説していく。