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ESE Tookit:アプリケーションの作成に、Windows内部の高パフォーマンスデータベースを使う

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原文(投稿日:2012/01/05)へのリンク

Londonに拠点を置く Iiobo Ventures は、開発者が Windows Extensible Storage Engine (ESE)をもっと容易に使えるように、ツールキットを開発した。このキットは、C++とC#のクラスライブラリとサンプルアプリケーションから成っている。ツールキットの部分は、BSDライセンスの元で、無料で入手できる。

ESE(以前は JET Blueと呼ばれていた)は、 Microsoft Exchange やActive Directoryで使われている組込みのデータストアとして非常に良く知られており、更に他のいくつものWindowsコンポーネントやサービスにも使用されている。それは、Indexed Sequential Access Method (ISAM、索引順アクセス法)で、アプリケーションはインデックス付きかシーケンシャルなアクセスを使ってデータを保存できる。ESEはWindows 2000の一部として導入され、APIは2005年頃に(JET Blueとして)公開された。

Iiobo Venturesによれば、

このデータベース技術は、非常に高いパフォーマンス、データベースファイル当たり16テラバイトのデータまでのスケーラビリティ、ホットバックアップなどのエンタープライズ フィーチャ、例えば7レベルまでネストされたトランザクションをサポートする高度な柔軟性を提供している。

ESEはWindowsアプリケーションに軽量のデータストレージフィーチャを加えるのに使うことができ、そしてまた、パフォーマンスが特に重要となる、カスタムデータベースサーバーアプリケーションに、非常に魅力的な基盤を提供する。

ESEの構造は非常に複雑なので、 ESE Toolkitは容易に使えるようにするライブラリセットを含んでいる。それらは、抽象度が高く、ESEデータアクセスにおけるマネージドコードとアンマネージドコードを統合することができる。開発者はC++やC#の標準のクラスや関数を使ってテーブルを作成したり、クエリでき、そして標準のリレーショナルデータベースよりもずっと高いパフォーマンスを享受できる。

ESEとESE Toolkitについて更に知りたければ Iiobo Venturesのサイトを見て欲しい。

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