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.NET Core 1.0リリース

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原文(投稿日:2016/07/05)へのリンク

.NET Core 1.0のリリースが、MicrosoftのRich Lander氏により発表された。これは、.NETと関連技術をオープンソースライセンスでフリー公開する、という計画の最初のステップを実現するものだ。

今回のリリースで.NET Coreのオフラインサポートが改善され、コアライブラリがローカルにキャッシュされるようになる。もし.NET Coreをターゲットとするアプリがインターネットを使っていなければ、ネットワークアクセスを必要とせずに動かせるだろう。

.NET Core 1.0のリリースノートはGitHubに公開されている。.NET Coreのリリースとともに、Microsoftは.NETの使い方に関するドキュメントとチュートリアルを提供するために、新しいオンラインWebポータルを作った。Visual Studio 2015 Update 3を使っている人は.NET Core Tools for Visual Studioをインストールすることで、.NET CoreとVS2015を組み合わせて使うことができる。.NET Core自体はバージョン1.0になっているが、SDKはまだPreview 2となっていることに注意しよう。Lander氏によると、SDKのツールはまだ作業中で、品質に欠陥があるわけではないという。テレメトリはSDKでのみ有効であることに注意しよう。ただし設定することは可能だ。

.NET Coreは今のところ、コンソールアプリをサポートする。 — 他のアプリをサポートするには、追加のソフトウェアが必要になる。

  1. ASP.NET Core
  2. Windows 10 Universal Windows Platform
  3. Xamarin.Forms

最新ツールでF#を使いたい開発者は注意が必要だ。現在、SDK Preview 2でF#が使えないという問題がある。(GitHubのコメントによると)作業は活発に行われているが、執筆時点で問題は未解決のままだ。

VS2015だけでなく.NET Coreに関心のある開発者は、自分のシステムにあったSDKをダウンロードすることができる。この.NET Coreのリリースは、Windows 7(以降)、Server 2012 R2(以降)に加えて、8つのLinuxディストリビューション、Mac OS X 10.11、Windows Nano Server TP5をサポートしている。

 
 

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