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OCFがThread上で使用できるようになる

原文(投稿日:2016/07/27)へのリンク

Thread GroupとOpen Connectivity FoundationはOCFのアプリケーション層がThreadと互換性を持つようにすることで合意した。ThreadはIoTネットワークのプロトコルであり、AlphabetのNestにより初期の開発が行われた。

OCFはOSIモデルにおけるアプリケーションレベルに属する標準と参照実装のフレームワーク(IoTivity)を提供する。OCFはWi-Fi、BluetoothもしくはBluetooth LE上で使用することができる。二つのコンソーシアムはThread上でもOCFを使用できるようにすることで合意したのである。これは、"消費者は、ブランドや機能に関わらず、シームレスに協調するスマートホームのデバイスを所有できるようにする"、というThread Group会長であるGrant Erickson氏のアイデアに基づいたものである。

この共同作業は相互運用性が求められるIoTにとっては良いニュースである。AllSeen Allianceが彼らのAllJoynフレームワークを同じようにThread上で動作できるようにするかどうかが注目される。AllJoynは現在Wi-Fi、Ethrenet、シリアルと電力線(PLC)をサポートしているため、Threadをサポートできない理由はない。

OCFは最近31社の新メンバの追加をアナウンスした。この中にはBose、Comcast、Fujitsu、Somfy、SonyとTataも含まれ、加盟総数は200社近くにのぼる。また、OCF 1.1のドラフト仕様もアナウンスされ、コアフレームワーク、セキュリティ、スマートホームデバイス、リソースタイプの改良が行われている。スマートロックと、加速度、高度、時間、地理、高さ、モーション、睡眠、煙、3軸、重量といったウェアラブルやロボットデバイスでよく見られる多数のセンサのサポートも追加された。

 
 

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