BT

最新技術を追い求めるデベロッパのための情報コミュニティ

寄稿

Topics

地域を選ぶ

InfoQ ホームページ ニュース Extending Visual Studio "15"

Extending Visual Studio "15"

原文(投稿日:2016/11/16)へのリンク

以前お伝えしたように、Visual Studio “15”においてMicrosoftは起動時間とエディターのインストールサイズの削減を優先した。これらの開発をサポートすることは、拡張機能がどのように使われるかの変更である。拡張機能の作者はこの新しい機能をサポートするためにいくつかの変更をする必要があると、MicrosoftのTim Sneath氏は説明する

MicrosoftはVisual Studio拡張のジレンマに直面している。それらを便利かつパワフルに保つため、Microsoftが使っているVisual Studio APIsと同じ多くの機能にアクセスできる必要がある。このアプローチの欠点は、誤った振る舞いの拡張機能によるエディターパフォーマンスの低下を防ぐ手段がないことである。VS15では、エディターのパフォーマンスに悪い影響を与えると、ユーザーにフィードバックが提供されるようになった。

メインエディターの起動時に拡張機能が読み込まれると、Visual Studioは読み込み時間を計測する。内部的に定義されたしきい値を超えると、ユーザーは通知を受け、さらに長い読み込み時間がかかる場合は、それを無効にするオプションが提示される。エディターを使用している間、入力の応答に悪影響を与える拡張機能があった場合、それを無効にするオプションを与えるため別途通知を起動する。

Microsoftはできるだけ早くVisual Studioを実行できるようにするため、VS15は使用する予定のコンポーネント(Web、モバイルなど)のみをインストールすることが非常に簡単になる。これにより残りのパーツを、将来必要になったときにインストールできるようになる。特定の機能が存在していると想定している可能性があるため、これは拡張機能に影響する可能性がある。拡張機能のVSIXマニフェストは変更され、Visual Studioは拡張機能が必要としている不足している機能を特定して、それらを自動的にインストールするようにした。この変更はVS15の次のプレビューで公開される予定だ。

拡張機能の作者は、拡張機能のインストール時にネイティブイメージにコンパイルして、パフォーマンスを改善する新しい機能の恩恵を受けることができる。拡張機能はまた、拡張機能フォルダーだけでなく、その他の場所にファイルをインストールできる。つまり拡張機能は、MSBuildタスクでインストールできるようになるということである。

VS15における拡張機能の新機能に対して疑問がわいてくる: VS15を活用するために書かれた拡張機能に後方互換はあるのか?MicrosoftのJustin Clareburt氏によると、VS202 は一般的な互換性が維持されるという。以前のバージョンで特定のVS15機能をどう使うかについて説明されていなかった(ひとつのイメージがネイティブイメージをバイパスしてサポートすることは簡単だが、VS2013の拡張フォルダーの外にVS15がインストールされたらだろうなるのか?)。InfoQはより詳細情報が得られたら、私たちの読者にアップデートを提供する予定だ。

 
 

Rate this Article

Relevance
Style
 
 

この記事に星をつける

おすすめ度
スタイル

BT