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Visual Studio 2017 15.3 がリリース。 Adds .NET Core 2 がサポートされた。

原文(投稿日:2017/08/14)へのリンク

本日、Microsoft は Visual Studio 2017 バージョン 15.3 を公開した。この VS2017 のリリースはいつくかの特筆すべき機能があるが、それらは .NET Core 2 の公式リリースへのサポートが特に目立つ。これにより VS2017 は .NET Core 2 の強力な IDE となり、提供される新しい API が利用可能になる。とは言いつつ .NET Core 2 を利用する予定のない開発者たちにとっても、多くの新しい機能に対し、この VS2017 のアップデートは価値のあるものだと感じるはずだ。

アクセシビリティは 15.3 で注目される領域のひとつだ。 Visual Studio でスクリーンリーディングのソフトウェアを使用する開発者にとって、 IDE でのデバッグツールの仕様は困難を伴う。 15.3 では、スタック呼出し、ローカル、オート、そしてウォッチウィンドウが改善されスクリーンリーダーの使用者にも扱いやすくなった。このアクセシビリティは IDE のメインの編集ウィンドウでも、視覚表示であるブレークポイントや電球マークなど、エディターのマークアップでも改善されている。

Screen annotations shown on the VS IDE

VS2017 で発生していたクラッシュや不安定性といったいくつかの苛立たしいバグは 15.3 で改善されている。 それらには C# と VB プロジェクトの両方にも影響しているものがある。他には C# のローカル関数をコンパイル際に発生していたものもある。要約すると 15.2 のワークフローで不安定性を感じているユーザーはすぐにでもアップグレードするべきだ。

冒頭で言及したように 15.3 の大きな機能は .NET Core 2 のフルサポートだ。これら 2 つのツールを用いた開発を始めるには、まず VS2017 15.3 をインストール(またはアップグレード)する。そして .NET Core 2 SDK をインストールしてフルサポートを利用できるようにする。15.3 にしようとしている開発者にとって最大の利点は .NET Core SDK のサイドバイサイドがサポートされていることだ。その意味するところは複数の .NET Core SDK が同時にインストール可能であるということであり、これにより開発者たちはターゲットとする SDK のバージョン(2.0 やベータ版、あるいは将来のSDK)を Visual Studio のバージョンに依存せずに選ぶことができるようになる。

Targeting specific .NET Core framework

15.3 の完全なリリースノートは Visual Studio の各エディション(Community、Professional、Enterprise)のダウンロードと同様に入手可能だ。

 
 

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