長年の要望にもかかわらず、デベロッパはまだルーチンをコピーする再帰的ディレクトリ(source)を書き込む必要がある。そしてそのどれもがほとんど全く同じである。そこで、なぜこの単純で便利な機能が.NETフレームワークに存在しないのか?Microsoft.VisualBasicアセンブリーを参照すれば、実際存在することが確認できる。
プログラマにとってZIPファイルの読み取りや書き込みは、また別の作業である。ディレクトリのコピーよりもいくぶん複雑であるため、デベロッパはサードパーティーライブラリやコマンドラインツールに頼ることが多い。言うまでもなく、事実ZIPライブラリ(source)が最初から.NET フレームワークに存在しているからである。J#ランタイムからそれらを探し出す必要があり、(ライブラリが廃棄されなければよい)。
3番目の例に移ると、デベロッパはコンマ区切り(CSV)および固定幅のフォーマットで、フラットファイルを読み取る必要が多々ある。一見すると単純であ るが、引用符付きストリングのエスケープといったあまり重要でない項目は簡単に見落とされる。.NET 2.0に忍び込んだのは、VBのTextFieldParser(source)である。このようなものや同様のファイルタイプに適した、汎用フラットファイルパーサーである。
そこで、これらは「言語固有」であるべきなのか、それとも.NETフレームワークのコア名前空間にマイグレートされるべきなのか?今は大して重要な問題ではないが、F#、IronRubyおよびIronPythonなどの新しい言語がオンライン化されるにつれて、緊急を要する問題になることは否めない。