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Windows 7 にネイティブな VHD サポートが追加される

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企業にとって仮想マシンがますます重要になると同時に、そのファイルフォーマットも重要になっている。Microsoft の技術を用いる仮想マシンは VHD あるいはバーチャルハードドライブと呼ばれるフォーマットを利用する。専用のツールを使うかあるいは仮想マシンを起動しなければ、VHD ファイルは基本的にはブラックボックスである。

この点への対応として、Windows 7 は他のディスクドライブと全く同様に VHD ファイルをネイティブにサポートする予定だ。VHD ファイルはコマンドラインツールの Diskpart を使って、あるいは「ディスクの管理」MMC スナップインを経由してマウントすることができる。またこれらのツールを用いてドライブの作成やパーティションの編集も可能である。

開発者にとっては、VDS インターフェースを通じたプログラムによる制御が実現される。これらは Windows がボリュームおよびディスクの管理の大部分で使用する基礎的な API である仮想ディスクサービス (Virtual Disk Service) を構成する COM インターフェースである。

標準化の面では、VHD ファイルは Microsoft Open Specification Promise のもとに仕様が公開されている。これは Citrix の XenServer ハイパーバイザや Sun の VirtualBox といった製品および企業によるサポートにつながっている。

Bart De Smet氏のブログで Windows の VHD サポート(リンク) について更に詳しく知ることができる。

 

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2009/02/Windows-VHD

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