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Visual Studio 2010と.NET 4.0 ベータ1

原文(投稿日:2009/6/1)へのリンク

多くのCTPを経た後に、マイクロソフトはVisual Studio 2010と.NET 4.0のベータ1をリリースした。当初はMSDNサブスクライバでしか入手できないが、今回の長く待ち望まれたリリースには、ASP.NET 4.0の強化、SharePoint開発の改良、並列プログラミングやクラウド開発のより良いサポート、そしてアプリケーション・ライフサイクル管理の新しい機能が含まれている。ベータ版は5月20日水曜日からMSダウンロードで一般公開される(水曜日まではアクティブにならない)だろう。

.NET Frameworkの構成要素の中でおそらく最も期待されているであろうASP.NET 4.0には、多くの新機能と改善点がある

  • 中核部分の改良: 拡張可能な出力キャッシングとセッション状態の改良
  • AJAXライブラリの改良(より良いJavaScript APIなど)
  • Webフォームの改良: ClientIDの操作、粒度が細かくなったViewStateコントロール、データバインド可能なコントロールの改良(ListView)
  • ルーティング
  • Dynamic Data

ASP.NET MVCがVS 2010 ベータ1には含まれていないことに注意する必要がある。"現状では、VS 2010 ベータ1でMVCプロジェクトを開こうとすると、プロジェクトの種類がサポートされていないといったエラーメッセージが表示されるだろう。今のところ簡単な解決策は、プロジェクトファイルからASP.NET MVCのProjectTypeGuidエントリを取り除くことである。"

次期Visual Studioと.NET Frameworkにおける他の目的は、新しいトレンドをサポートすることである。クラウド(特にWindows Azure)開発や並列マルチスレッドプログラミングの更なる統合が期待できる。

並列プログラミングの改良にはラムダ関数を使いSTLと連携できるネイティブC++ライブラリが含まれ、.NET FrameworkのParallel Extensionsは命令的なデータやタスクの並列化と宣言的なデータの並列化をサポートする。

.NET Framework 4.0も、P-LINQや、並列化に対応した言語セマンティクスやフレームワーク・コンポーネントといったテクノロジによって、フレームワークの中核から並列アプリケーション構築をサポートします。Visual Studio 2010は、並列開発を統合サポートします。Visual Studio 2010では、デバッガはコードの並列性を意識して、異なる並列実行ユニットにまたがったデバッグの実行中にアプリケーションの実行状態を提示することができます。デバッガは、タスクとスレッドウインドウや、個々のタスクの実行パスを視覚的に表示するマルチ(サボテン状)スタック表示ウィンドウといった、並列コードのためのカスタム表示も可能です。

Visual Studio UIシェルは、乱雑さの除去、よりリッチな操作フィードバック、ドキュメントとウィンドウのフローティングの改良を狙ってWPFで書き直された。

Visual Studio 2010のSharePoint開発も次のような点が改良されている。新しいテンプレートとデザイナとエクスプローラによるカスタマイズ能力の強化、ワークフローの連携と開始の統合管理、F5キーによるSharePointアプリケーションの配置とデバッグ、そして、サーバーエクスプローラによるSharePointサイト・ナビゲーションの改良である。

Visual Studio Team Systemにも多くの新機能がある。改良されたアプリケーション・ライフサイクル管理、履歴付きデバッグが可能なマイクロソフト・テストランナー、リアルタイム・コード・モデリング・ツール、テスト影響分析、ゲーテッド・チェックインやブランチの視覚化やビルド・ワークフローといったバージョン管理機能の強化などである。

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