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機敏さ、職人的技能、そして成功の評価

| 作者: Chris Sims フォローする 0 人のフォロワー , 翻訳者 今村 哲也 フォローする 0 人のフォロワー 投稿日 2009年6月7日. 推定読書時間: 2 分 |

原文(投稿日:2009/5/25)へのリンク

Scott Ambler氏、Ross Pettit氏らがアジャイル・プロセス成熟度モデルの作成を続けている一方で、David Starr氏は組織が評価を望むであろう項目について、その方法と理由を考察した。機敏さ、職人的技能、そして組織的成功。彼は、職人的技能を評価することは比較的簡単だが、機敏さを適切に評価することは非常に難しい、という結論に達した。

David氏は組織が評価を望むであろう3つの項目を調べた。機敏さ、職人的技能、そして組織的成功。彼は、組織的成功を評価する方法を見つけることは、比較的簡単だと気がついた。もっとも一般的な尺度は利益率、またはROIである。この数字は簡単に得られるが、ROIに特定の変化をもたらすすべての潜在的原因を理解することは難しい。このことから、ROIは組織的発展や改善努力の効果を評価する尺度としては、あまり向いていない。深くは追求しないものの、リーンがもたらした多くの評価項目は、組織的効果と改善を評価するうえでより適しているように思われる、と論説は強調している。

次に調査した項目は機敏さであった。ROIとは異なり、機敏さという言葉に明確な定義はない。「我々は、どれくらいアジャイルか?」という質問に答えるため、組織はまず初めに、機敏さを表す評価可能な属性を定義しなければならない。David氏は、組織の価値とアジャイル宣言に表された価値が一致する度合いで評価しようと考えている。だが、これが本当に実用的かはわからない。David氏は調べていないが、評価の条件としてアジャイル宣言の背後にある12の原則を用いることは、より簡単で実用的な方法かもしれない。

David氏が調査する最後の項目は職人的技能である。Andrew Hunt氏とDavid Thomas氏は、彼らの本「達人プログラマー(日本語版)で職人モデルを用いた。Bob Martin氏は、アジャイル会議2008における彼の基調講演でこのモデルを推薦し、ソフトウェア職人宣言の作成を続けた。

ギルドは、長い間、職人のための評価システムを作成してきた。David氏は、開発者や技術をベースとする活動のために、そのようなシステムがどうやって作られたかを示す。そして、改善の促進に評価システムを役立てるための基本的なモデルを共有する。

  1. 技術を選ぶ
  2. 自分の実力を評価する
  3. 慎重に考えたうえで、行動を改めることを決意する
  4. 新しい行動をやり通す
  5. 自分の技術レベルを評価する
  6. 繰り返す

最終的に、David氏は、彼が「ギルドに特有の道具」と呼ぶものを使って、個人とチームにおける技術と能力の改善を評価することを勧める。その一方で、組織的改善にはリーンのツールを活用することを勧める。

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