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アジャイルソフトウェア開発宣言10周年のつどい

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原文(投稿日:2011/02/10)へのリンク

10年前ソフトウエア専門家グループが、Utah州Snowbirdに集まった。17人の人達が、現在 アジャイルソフトウエア開発宣言として知られているものをつくり署名した。

Alistair Cockburn氏 は、2011年2月12日に10周年を祝う 再会 のイベントを準備している。

そのイベントは次の3つの質問に答えることを目的としている:

  • ソフトウエアや製品開発に於いて我々が解決した(それ故に、単に解決を繰り返すべきではない)問題は何か?
  • 基本的に解決できない(それ故に、“解決”しようとし続けるべきではない)問題は何か?
  • 我々が、金銭、努力や他のイノベーション(それ故に、次に注目すべき)で手際よく対処する問題は何か?

InfoQは、Alistair氏に、この集りの内容について短いインタビューを行った。

InfoQ: このイベントについて話していただけませんか。なぜ開催し、どの様な進め方で行われるのですか?

Alistair: アジャイルソフトウエア開発宣言は、我々の業界に大きなインパクトをもたらしたので、今年は、それを祝いそして認める多くのグループがありますが、私は、経験豊富で思慮深いソフトウエア関連の人々が、祝い、かつ、深い議論を行う集いを始めようと思いました。

この場では、10年前に議論されたアジャイル開発について議論すべきではありません。議論は、何が、解決済で解決不可能な問題かを考慮し、効果的に取り組むべき問題は何かを振り返りそして展望するべきでしょう。

解決された問題について考える訳は、過去50年間で我々の業界は大きな進歩をとげ、我々が今日までに達成したこと、つまりあまりにしばしば業界として我々自身を責め続けてきた事を認識する時間をさくべきだからです。

解決不能な問題を認識する訳は、我々は解決不能な問題("望むことを達成するのに、我々のボスも作業者もどうすればいいか分からない" 様な)問題に周期的に大きな努力をはらってきたからです。

残りの問題は2つのカテゴリに分けられます。一つは巨額の金銭で取り組むべき問題、そして他の一つは多額の金銭でも解決不能だが、イノベーションの様な他の方法で対処できるかもしれない問題です。

我々の意図は、金曜日の夜にアジャイル宣言を書くことを祝い土曜日の朝に初版を出し、それを基に作業します。 コーヒーショップやスキーリフトでも話し続けている人達に、その日の午後にファシリテイテッド・ワークショップを開き、議論を続けるために夜に再度開催します。

InfoQ:この再会からどの様な結果がでることを希望していますか?

Alistair: 最悪の場合には、記念祝賀行事と良い議論になります。上手くいけば、解決済みの、解決不能なそして次の10年間に見据えるべき興味深い問題のリストが得られるかもしれません。

InfoQ:誰が参加するのですか?

Alistair:アメリカ合衆国だけでなくヨーロッパからも、コンサルタントとばかりではなく産業界や学術界、他分野の専門家も招待できうれしく思います。 40数名の方を招待しJeff Sutherland氏、Phillipe Kruchten氏 や Scott Ambler氏を含むほぼ30数名の方が応じられました。

InfoQ: 参加者はどの様に署名するのですか?

Alistair: イベント自体30~35名の小規模で招待によるイベントですから、 サイト を立ち上げ、見た人はコメントを書きこみ、アジャイル実践の写真をポストし、望むならスポンサーにもなれます。また、イベント期間中は、#10yrsagileというハンドルのツイッタ―も使い 、ツイッタ―の流れを表示し、他の人々がイベント中に何を発言しているかわかる様にします。

もし出席できなくても、まだ この会話に加わることができます。

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