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Flash、AIR、Flexのロードマップ

| 作者: Abel Avram フォローする 7 人のフォロワー , 翻訳者 徳武 聡 フォローする 0 人のフォロワー 投稿日 2012年2月25日. 推定読書時間: 4 分 |

原文(投稿日:2012/02/22)へのリンク

AdobeはFlash、AIR、Flexや関連するその他の製品の詳細を発表し、これらの技術の今後の展開を示した。AdobeはFlashをゲームや高品質なビデオのための技術として再出発させるつもりだ。

Flashはマルチメディアプラットフォームとしてアニメやビデオやインタラクティビティを提供し、数多くのデバイスで広告やゲーム、リッチインターネットアプリケーションに使われてきた。モバイルデバイスの興隆とHTML5の普及の中でAdobeはFlashの役割を再考し、ゲームと高品質なビデオだけに特化した技術として推し進め、モバイルブラウザ向けのFlashの開発を中止した。AdobeがFlashについての新しい計画とFlexをApache財団に寄贈する時期について発表するとFlash開発者の中で騒動が起こった。そして今、彼らはFlashとAIRとFlexのロードマップを発表した。この記事ではこの発表の要点を紹介する。

まず、Adobeは、この発表には今後1、2年の計画が含まれてお、変更される可能性があることに注意を促している。AdobeはFlashのマーケットシェアを奪うはずのHTML5の普及を見越している。“リッチなモーショングラフィックがHTML5やCSS3やJavaScriptなどのモダンな技術によってブラウザ上で直接動作するようになるでしょう。”したがって、彼らはFlashを“コンソールゲームのようなグラフィックを備えたリッチで表現豊かなゲームと高品質なビデオを開発し配布する”技術として再出発させることを決めた。これは、Flashの開発に直接的な影響を与える決定だ。“将来の開発やバグ修正の優先順位を考えた場合、ゲームと高品質ビデオのユースケースを最優先にするつもりです。”

ゲームについては公式ゲーム開発者プログラムを提供する予定だ。また、ゲームサービスや“ゲーム開発者がCやC++のコードやライブラリをFlashベースのゲームで利用するためのサポート”も提供する。

高品質ビデオについては、Adobeは保有する“ビデオストリーミングやコンテンツ保護技術を他のプラットフォームのネイティブのフォーマットにも提供し“、コンテンツの所有者へのサポートや性能改善のためにハードウエアベンダとの協業も計画している。

Adobe AIRでは既存のコアランタイムのより多くのAPIが利用可能になる。しかし、ディスクトップやモバイル固有のAPIは最優先ではない。“Adobe AIRのAPIでは直接利用できない機能性を求めている開発者はネイティブの拡張APIを利用して求める機能性を獲得することを考えてください。”

Flashをブラウザプラグインと考えた場合、Adobeは現在3つのバージョンを開発している。AIR経由のiOSとAndroid向けのハードウエアアクセラレートグラフィクスやハードウエアアクセラレートグラフィクスカードをサポートした11.2とゲーム用に拡張されたCyrilとDoloresだ。

そして、AdobeはFlashのランタイムの中核部分をリファクタリングし、“スクリプト実行の性能を改善するため”ActionScriptの仮想マシンを書き直すつもりだ。

また、Mac OS XでFlashとAIRをサポートし、“Mac OS Xの新しいアプリケーションサンドボックスの要件に従ってAdobe AIRアプリケーションをMac App Storeで配布できるようにする”つもりだ。これは、この半期中に実現される予定だ。Windowsについては“Microsoftと協業してFlash PlayerやAdobe AIRのWindows 8上での構成の詳細を詰めている”が、IE 10 MetroがプラグインをサポートしないことやWindows 8はARM上でFlashをサポートしないことについては明言を避けている。Linuxについては、PepperベースのFlashプラグインを搭載したGoogle Chrome経由で改善が提供される予定だ。このプラグインはGoogleがサポートするすべてのOS上で動作するChromeに含まれる。AIR 3はLinuxではサポートされない。

モバイル環境では、AdobeはFlashのブラウザプラグインの開発を中止し、ネイティブアプリケーションをスマートフォンやタブレットに配布したい開発者にはAIRを使うように勧めている。

Flexロードマップよれば、RIAアプリケーションを作成しFlash上で動作させるためのSDKで昨年オープンソースになったFlexは“引き続き、フルタイムのFlex SDKエンジニアのチームを提供しApacheプロジェクトに貢献していく”つもりだ。Adobeは次のコンポーネントをApacheプロジェクトに提供するつもりだ。Flex SDK、アニメーションライブラリ、AIR SDKバイナリ、ドキュメント、仕様、Sparkコンポーネント(ViewStack、Accordion、DateField、DataChooser、DataGrid)、Falcon(ActionScriptの新しいコンパイラ)、Falcon JS(JavaScriptコンパイラのプロトタイプ)、Mustella(テスト用フレームワーク)、Javaベースのサーバサイドリモーティング、メッセージング技術。Linux SDK向けのAIR、LCDS、LCCSについては提供する予定はない。TLF、BlazeDS.NET、Gravity、FXG、Squiggles、OSMFについてはまだ検討中だ。

また、Flash BuilderとFlash Professionalの開発は継続する予定だが、Flash Catalystの開発は中止する予定だ。

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