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GoogleのJavaコーディング規約

原文(投稿日:2014/02/10)へのリンク

Googleは、最近、Javaコーディング規約の完全な定義を公開した。 この規約は強制力を持つ厳格なルールであり、Google全体で従うべきものだ。単なるフォーマットだけでなく、他の約束事やコーディング規約についても書かれている。

このドキュメントは、6つの主要な部分からなる。ソースファイル基礎、ソースファイル構成、フォーマット、ネーミング、プログラミングプラクティス、そして、Javadocだ。ソースファイル基礎は、ファイル名、ファイルエンコーディング、空白文字、特殊文字について、また、ソースファイル構成は、ライセンス情報、パッケージやインポート文、そして、クラスメソッドの順序付けについて書かれている。フォーマットは、大括弧やインデント、行の折り返し、空白、丸括弧、enum、配列、switch文、アノテーション、コメント、モディファイヤについて説明する。ネーミングは、パッケージ、クラス、メソッド、コンスタント、フィールド、ローカル変数、型変数などの識別子について説明し、キャメルケースを定義している。プログラミングプラクティスは、@Override、例外、スタティックメンバ、ファイナライザに関する章であり、Javadocは、Javadocの書式設定方法やどのような場面で必要かについて書かれている。

ガイドに含まれているいくつかの項目をここで紹介する。

  • ワイルドカードを使ったインポートは使わない。
  • オーバーロードは連続して現れる。
  • ボディが空や1行であっても、大括弧を使う。
  • インデントはスペース2つにする。
  • カラム制限は80か100文字。
  • C形式の配列宣言は使わない。
  • スイッチ文ではデフォルト文が必要。
  • Java言語仕様で推奨された順番で識別子が現れる。
  • コンスタントはCONSTANT_CASEを使う。コンスタントはすべてスタティックファイナルフィールドだが、すべてのスタティックファイナルフィールドがコンスタントの訳ではない。

さらに詳細を知りたい場合は、Google Javaスタイルを読もう。Oracleの公式なJavaプログラミング言語のコード規約がある。Googleには、C++やObjective-C、Python、Shell、HTML/CSS、JavaScript、Lispのような他の言語のスタイルガイドもある。

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