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.NET Core 2.1プレビュー2でネットワーキングが改善

原文(投稿日:2018/04/27)へのリンク

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Microsoftは.NET Core 2.1を進化させ続けている。最新のプレビュー版では、スピードの大幅な向上、純粋な.NETソケットに基づくネットワークコードの書き換え、ツールの改善が行われている。

dotnetツールシステムはプレビュー1で発表されたが、大幅な成長を遂げた。グローバルツールのインストール、アンインストール、更新(アンインストールと再インストールの組み合わせ)が可能になった。4番目のオプション"dotnet tool list"で、現在インストールされているグローバルツールが一覧表示される。

.NET Core 2.1に関するMicrosoftのブログ投稿で、次のような大幅なビルドパフォーマンスの改善があると述べられている。

  • パッケージ資産の展開の高速化
  • 都度追加のパッケージ資産の展開の高速化
  • MSBuildノードの再利用
  • MSBuild ResolveAssemblyReferencesキャッシュ

HttpClientやKestrelなどの.NETコアのハイレベルなネットワーキングAPIは、.NETソケットによる純粋な.NET実装をベースにしている。SocketsHttpHandlerは新しいマネージドなHttpMessageHandlerで、HttpClientのデフォルト実装である。Microsoftはパフォーマンスの改善をアピールしているが、プラットフォーム間で一貫性のある動作をすることにも言及している。以前の実装では、プログラムがmacOS/LinuxあるいはWindowsで構築されたかどうかによって異なるプラットフォーム固有の依存関係があった。

いくつかのdotnetコマンドがスタンドアロンパッケージから正式なSDKに移行した。バンドルされたコマンドは次のとおりである。

  • dotnet watch – ソースファイルが変更されたときにdotnetコマンドを実行する(このような変更は、コンパイル、テストの実行、配備などのトリガとなる可能性がある)
  • dotnet dev-certs  - ASP.NETコアで使用される証明書を生成する
  • dotnet user-secrets – 開発時に使用されたアプリケーションシークレットを管理する
  • dotnet sql-cache – Microsoft SQL Serverでの分散キャッシュの設定に使用する
  • dotnet ef – Entity Frameworkコア(データベース、dbcontext、マイグレーションを管理)と連携するツール

.NET Core SDK 2.1.300 Preview 2のインストールファイルは、macOS、Linux、Windowsシステム用をMicrosoftから入手でき、自身のマシン上でそのビルドを試すことができる。MicrosoftのRich Lander氏によると、2.1の最終ビルドは2~3ヶ月後に予定されている

 
 

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