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オラクル、オープンソース化後にMission Controlチームを解雇

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原文(投稿日:2018/06/05)へのリンク

A note to our readers: You asked so we have developed a set of features that allow you to reduce the noise: you can get email and web notifications for topics you are interested in. Learn more about our new features.

Java Mission Controlツールスイートが、JMCとしても知られているが、オラクルにより5月3日にオープンソースとなった。Java開発者のコミュニティからは大きな称賛と興奮があった。その興奮はJMCの開発チーム全体が解雇されたと報じる情報によって困惑に置き換えられてしまった。

JMCはJava仮想マシン (JVM) 向けのよく知られたプロファイリングと診断のツールスイートで、主に本番環境で実行しているシステムを対象にしている。これを使って開発者はJVMとJavaアプリケーションがどのように動いているか低レベルの詳細情報を集めている。公式なオープンソース化の発表は5月5日にMarcus Hirt氏からあった。氏はオラクルのJavaプラットフォームグループのメンバーである。

比較的短期間でJava Mission Controlをオープンソースにできたのはみなさんのおかげだとお礼を言いたいです。

Hirt氏によると、JMCオープンソース化の背後にある意図はコミュニティに対しこのツールスイートへの新機能追加と性能向上をする機会を提供することである。

スタンドアロンJMCアプリケーションのオープンソース化でコミュニティにJava Flight Recorderのような先進的なJVM機能への一連のベースとなるツールを提供します。またコミュニティにこのツールを足場にしてたとえばサポートするIDEの数を増やすといった機会を提供します。新機能追加と性能向上は言うまでもありません。

JMCをオープンソースにする最終決定は5月1日に現行のOpenJDKメンバの全会一致で下された。ゆるやかな合意への投票指示の仕組みにより、投票にはCFV: 新プロジェクト: Mission Control議論リストでの公開義務があった。合計28票の賛成がオラクルやレッドハット、eBay、Twitter、SAPといったOpenJDKメンバからあった (反対なし) 。

オープンソースの発表からほんの数週間後、Marcus Lagergren氏のツイートがJMCチーム全体が解雇されたことを示唆している。そこには彼の妻であるKlara Ward氏も含まれていた。

InfoQは影響を受けたオラクル社員の正確な人数と突然の解雇であったのかどうかに関してさらなる情報を得ようとしたが、Ward氏は報道陣に話すことはできないと述べただけであった。しかし、5月26日の続くツイートで、Hirt氏はJMCチームの状況を確認し、Hirt氏自身を含めて3人だけがオラクルに残ったとわかった。

この事態の変化で、コミュニティはオラクルがJMC開発の大部分を停止するのではないかという思いを抱いている。今コミュニティからの改善とサポートはJMCの将来にかつてないほど重要となっているのかもしれない。関与を望む開発者のために、プロジェクト最初のソースがMission Control 7の開発ブランチをベースとしたものになっている。Mission Control 7の最終的な開発と安定化は公開環境でなされるだろう。

オラクルに公式な声明を求めたが、この話に関するコメントは拒否された。読者はInfoQのJavaホームページにアクセスすると、Java関連のニュースを今後も得ることができる。

 
 

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