クラウドコンピューティング ~ EC2、Mosso、GoGrid
クラウドコンピューティングのプロバイダーであるEC2、Mosso、GoGridの新しいユーザーエクスペリエンスと、それぞれの機能の違いについて学びます。
作者 Mike Bria, 翻訳者 近藤 修平 - (株)永和システムマネジメント 投稿日 2008年5月27日 午前6時28分
スクラムでは「より生産的であろうとすることを妨げる何らかのもの」を障害として定義している。チームができるだけ継続的に、障害を取り除く手段を確立することを、スクラムでははっきりと重視している。Joe Little 氏は、障害のスコープ(source)について、「組織が価値を提供することを妨げる何らかのもの」とした方がよいのではないか、と提案している。
先日書かれた記事でLittle氏は、なぜアジャイルなチームの測定基準としてベロシティは重要であるのか(source)、自論を展開していた。端的に言うと、彼は以下の3点を指摘している。
その後すぐに、 Little 氏は3つ目のサブテーマである「障害の排除」をさらに深く掘り下げていった。彼は「障害になりうるものを定義する場合、そのスコープとは?(source)」ということを問いかけ、さらに、一般的に受け入れられているアジャイルの見解は、的を外しているかもしれないという問題提起をしている。
スクラムの定義によると、障害とは「より生産的であろうとすることを妨げる何らかのもの」です。個人的に付け加えておきたいのは、全てのものは不完全なのですから、私に言わせれば、全てのもの多かれ少なかれ障害と言えます。こつがあるとすれば、その日のうちに1つか2つ大きな障害を特定しておくぐらいなのです。
スクラムにおいても、工学的な手順から個人的な悩みなど様々なことまで含め、スコープは広いものであるとしています。
私が見たことがないのは、最初から最後まで一貫した観点に立ったバリューストリームのスコープに関する議論です。ですから、チームが生産するビジネス的価値(または価値を産み出すスピード)を減らしてしまう何らかのものが障害なのだ、ということについて議論したいのです。
Little 氏は、まだパートナーの「実装/インストール」チームがインストールの準備ができていないのに、ソフトウェアを作っている開発チームを例に挙げている。このケースでは、チームはやり遂げることができた。しかし、本当の意味でのビジネス価値は何も産み出していない。Little 氏の主張は、実装における障害が最も重大な障害であり、開発チームはそれを発見し、取り除くことに注力した方がいいだろう言っている。
Little 氏が言っていることは、最近 Mary Poppendieck 氏、Tom Poppendieck 氏(参考記事・英語)、平鍋 健児氏(参考記事)などが普及させたリーンソフトウェア開発(source)のシステム思考が持つ特色の、根源的な前提に辿り着いたと言える。要するに、根本にある考え方は、包括的にバリューストリームを理解し、陥りがちな障害を取り除くことで、局所的な最適化を防ぐというものである。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/04/impediment-scope
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