トップスポーツチームの監督に教わる秘訣
この論文では、氏が発見した原則を要約し、その原則をいかにしてソフトウェア開発に応用するかを説明します。
作者 Matthew Bass, 翻訳者 金森 諭 投稿日 2008年8月19日 午前6時55分
この2つのマークアップ標準はそれぞれの前身をいまどきのウェブにあわせてデザインしたものだ。XHTMLとHTMLとあるのを見るとお互いの仕様が似ていると思い人もいるかもしれない。実際にはこの2つは異なった目的を持ち異なった問題を解決するためのものだ。
XHTML 2(リンク) はウェブの原動力となったHTMLのデザイン哲学に立ち返るものだ。XHTML 1.xを洗練して定義をより明確にし、一方で改良型ハイパーリンクやアノテーション、対話型フォーム、特別なセマンティック(機械による意味解釈が可能なデータ)といった拡張もおこなわれている。XHTML 2は主に初期のウェブが得意とした文書レンダリングと文書間のリンクということを焦点にしている。XHTML 2を主導したのはW3Cのワークグループで、2002年にXTML 2標準を策定した。
HTML (リンク)はいずれHTML 4に取って変わるものだ。拡張されたマークアップに加え、マルチメディアや履歴、編集といった事柄を扱ういくつものAPIが提供される。InfoQが1月にレポートした(参考記事)ように、HTML 5はW3C内でなくWHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group)(リンク)で2004年に策定が始められたものだ。このグループはXHTML 2が文書のレンダリングにフォーカスしすぎていて、フォーラムやイーコマースのポータルやその他文書中心ではないサイトに適したマークアップ機能を備えていないと感じていた。HTML 5がW3Cで承認されたのは2007年のことだった。
XHTML 2とHTML 5は異なった名前空間をもつ。これによりXMLプロセッサで両方の処理を別々に実装することができる。HTML 5はtext/HTMLとXMLの両方のシリアライズ化をサポートしている。ただHTML 5でのXMLシリアライズ化機能が「XHTML 5」とよばれるので紛らわしい。
XHTML 2標準はXHTML 1.xやHTML 4と相互互換性をもつものではない。その点HTML 5はある程度HTML 4との互換性がある。HTML 4からHTML 5への移行はXHTML 1.xからXHTML 2への移行よりスムーズだと言われている。しかしまだどちらの標準も正式ではない。ただ今のほとんどのブラウザはHTML 4とXHTML 1.xの両方をサポートしていることから、両方の新しい仕様もまたサポートされることはありえることのように思える。
この新しい2つの標準に対するディベロッパの反応はまちまちだ。Robert Nyman氏はブログでこう書いている(リンク)。
・・・両方の仕様とも興味深く間違いなく素晴らしい拡張を備えています。(しかし)どちらかでも表舞台に出る準備が整った時のことを考えずにはいられないのです。そしてその時が来た時にも考えずにはいられないでしょう。多分私がうんざりしているだけなのですが、それでもどちらが良いかとか異なるブラウザでの異なる実装とかについての果てしない議論がこれからも出てくるでしょうし・・・
フリーランスのMike Malone氏は別の標準争いが起きるのではというもっともな懸念をXHTML 2とHTML 5の比較(リンク)をしながら和らげている。
みなが新たな標準争いが起きることを避けたいと望んでいます。幸い、両方の言語でXML名前空間(あるいはHTML 5のHTMLシリアライズ化においてDOCTYPEを変えること)がサポートされているので、90年代にあったようなブラウザごとに振る舞いが異なるということを目にすることはありそうにありません。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/08/xhtml2html5
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